恋人と別れて3日後のメモ
自分には、友だちがいる。
そう、眼の前の恋人と別れて思い知らされる。
それまで、恋人に言えばよかったこと、
恋人と過ごせばよかった時間
恋人と行けばよかった場所。
それらが、一瞬にして吹き飛んで、
ぽっかりとスペースが空いてしまう。
そうして今回、別れて一目散に親しい友人たちに共有した。
そうして、メッセージのやり取りをしている間は心が埋まる。
飲みに行こうと、出かけようと誘ってくれると隙間を無視できる。
なんだか、巣に戻る鳥のごとし。
彼女に熱が入って少し連絡がおろそかにになった友だちに、彼女と別れて連絡するなんて我ながら薄情なやつだ。
いままで彼女がハマっていた自分の脳内や時間を友人に埋めてもらおう。
そうやっている自分は、どうしても寂しがりだな、と思ったのだが、これはどうも自分に限った話じゃない気がする。
程よく、家族や友人、恋人など周りと関わる量は、
みんなどこかにバランスしているポイントがあって、
それより少ないと寂しいし、
それより多いと疲れてしまう。
そのポイントは人それぞれなんだろうと思いつつ、自分のケースを考えてみる。
自分には、恋人がいない場合、
休日のどちらかは友人と過ごせないとどこか寂しいみたいだし、
平日もリモートワークが2日以上続くと寂しい気持ちになる。
恋人は、フェーズによるのかもしれないけど、
安定していれば毎日一緒にいたいくらいだ。
そうやって振り返ると、なんだかんだ、自分はとっても寂しがりやなんだなと、ひしひしと感じさせられる。
一定期間ずっと時間をともにした彼女と離れたのだから、感じる寂しさが増長していてもおかしくない。
きっと、一過性で、心が騒いでるだけだと信じたい。
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