大事なのは「思い」。(読書記録_01)
こちらのビジネス本を読了。
タイトルが「ビジネス数字力」なので難しそう、いろんな数式が出てきそうですが、実はビジネスで使う数字はほぼ「四則演算で事足りる」、実は大事なのは「思い」という結論だったりします。
仕事で数字を扱うことは多いのですが、難しい数式を操ったりはしない。
ほとんど四則演算で済んでしまう。
たしかに、自分自身、けっこう厄介な数字を出さなければいけない仕事もしてきたけど、やっていることと言えば実は四則演算。
小学校の時の算数が生きている(笑)。
ビジネスシーンでは相手に思いを伝え、動いてもらうことこそ肝。
なので、相手が理解できない数式で弾き出した数字を伝えることに意味はない。
「思い」こそが大事であり、数字そのものは思いを伝えるための小道具であり、伝え切るためにこそ数字について、伝え方の表現について、考え尽くすことが大事、ということも書かれていました。
たしかに、四則演算でできるのに心が折れてしまい、相手へ伝えきれず中途半端になってしまうのは、実は「思い」が足りないだけなのかもしれません。
フィクション部分のプレゼン場面における登場人物の失敗(プレゼンが冗長になり顧客が退屈し始める)、上司のアドバイス「クライアントのやり方を評論家的に非難するような表現はまずいよ」など、思い当たる節が随所に。
古い本ですが読んでよかった。
ありがとうブックオフ(違うか 笑)