【原作ファンによる】映画「推しの子」感想レビュー【ネタバレあり】
〜1月25日 23:00
※この記事は「推しの子」のネタバレが含まれます。ご注意ください。
こんばんは、そろもんです。
観てきましたよ、映画「推しの子」!
今回は「推しの子」を漫画、アニメ、ドラマで楽しんだ私の映画の感想をお話できればと思います。
結論からいうと、「実写化映画としては成功だけど、映画単体では普通」といった感じでした。
そろもんはなぜそう思ったのか。
少し長くなるかもですが、のんびりお付き合いください笑
【前提条件】
まず、そろもんの「推しの子」履修状況は以下のとおりです。
◯漫画:全巻ざっと読んだ。最終巻あたりで不完全燃焼気味。
◯アニメ:全話視聴済み。あかねが最推し。
◯ドラマ:全話1回ずつ視聴。あのちゃんがMEMちょすぎる。
どの媒体作品も観ていますが、何度も復習する……とかはしてないので、「キャラクターとストーリーの流れは把握、ただし細かい設定などの知識はない」といったレベル感です。
【良かった点】
それではいよいよ映画「推しの子」について書いていきます。
まずは良かったところから。個人的には2つあります。
◯クライマックスの納得感は漫画より映画の方が上
まずはストーリーですが、個人的には映画のほうが好きです。
特にクライマックスのアクアとカミキの対決、その結末は納得感がありました(漫画が強引すぎたというのもありますが……)。
「なぜアクアはカミキとともに死ぬことを選んだのか=アイドルとしてのルビーを守るため」。
「そもそもなぜ一人でカミキのところに向かったのか=ルビーを人質に取られたから」。
アクアの死後も葬式ビンタなどはなく、ルビー達が立ち直っていく様子をあっさりと描いたことで、物足りなさはあれど、無難に締めたかなと思います。
またキャラクターもツクヨミやニノなどが出てこなかったので、登場人物が渋滞を起こさず、「この人だれだっけ?」とならずにすみました。
無論それでも思うところがないわけではありませんが、漫画の結末がある以上、大きな変更はできませんし、映画はできる範囲のところでうまく着地したかなと思います。
◯キャストの演技
ドラマ版でも思っていましたが、出演されている俳優さん達は本当によい演技だったと思います。アニメ原作の実写版はどうしても受け付けない方もいるかと思いますが、個人的には「推しの子」を実写化するなら、今回のキャストの方々以外は想像できません。
映画で特に良かったのがカミキ役の二宮和也さんです。カミキの狂気じみた気持ち悪さをうまく表現されていました。「こいつだけは生かしておいてはならない」という気持ちになりました。流石です。
また個人的にはアイ役の齋藤飛鳥さんも良かったです。
特に双子出産後、仕事と育児にいっぱいいっぱいになり、夜泣きするルビーを怒鳴りつけるシーンは、アイのありのままの姿が見れ、胸に響きました(多分漫画とかにはなかった描写だと思いますが、合っていますかね?)。
【いまいちだったところ】
続いて映画を観てて、「うーん」と思ったところです。
これも2つあります。
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12月26日 23:00 〜 2025年1月25日 23:00
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