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私の歯

私は歯科矯正とインプラントを経験しており、(もちろん幼少期には虫歯も)その経験から歯に対してはまじめに向き合ってきたつもりです。
その経験を長文ではありますがこちらに記したいと思います。

私の歯の経歴

まず、私は下の犬歯の2本奥側の歯(第二小臼歯)が左右両方ともありませんでした。
いわゆる先天性欠損歯です。
乳歯はあったのですが、永久歯が生えてきませんでした。
そのため、今は両方インプラントです。

右の第二小臼歯は大学時代に大学病院でインプラントにしました。
それまでは中学生くらいからずっと歯抜け状態でした。
人様からギリギリ見えない位置が欠損していたため見栄え的にも歯並び的にもそのままでも問題ありませんでした。
そして今では人から見えない位置という理由で比較的安めの素材を使用した明らかに色の違う歯(インプラント)が埋まっています。(見えないので気にしていません。)

治療の段取りですが、まず血液採取します。
患者本人の血小板が必要なためです。
インプラントの土台となるネジを下顎に埋める際に骨を補強することを目的としています。
そして、インプラント埋め立て工事中(手術中)は歯の麻酔だけでした。
ドリルで骨に穴を開けるため頭蓋骨まで振動が響いていたのを今でも覚えています。
麻酔をしていたので怖くはありませんでしたが。
費用は30万円程だったと思います。
(先天性のものだったので医療費控除が受けられました。)
この時、噛み締め癖も気になっており歯科医師に相談したところ夜だけ上の歯に装着するナイトガードを使用するようになりました。
(以下に書く、左側の第二小臼歯の治療まで使用していました。)
また、このインプラント装着にあたり下の親知らずを抜いた記憶があります。

次に。
左の第二小臼歯は長らく乳歯のままで社会人になるまでずっとお世話になっていました。
周りの永久歯と比べて明らかに歯の高さが低かったのですが、一応問題なく噛めていました。
しかし、こいつは放置しすぎたためにインプラント装入の前に歯列矯正が必要でした。
両隣の歯が倒れてきていたからです。
ワイヤー矯正で約2年間、費用も60万程かかりました。
放置したツケですね。
矯正期間中は常に爪楊枝を持ち歩き、食事中は口元を念入りに隠し(すぐに食べ物が挟まるので)、月一程で調整が入るのですが、調整したての時は毎回歯が痛く柔らかいものしか食べられませんでした。
なんと大変だったことでしょう。
今思い出しても(放置していたとはいえ)社会人になってすぐ、早めの段階で対処していてよかったなと思います。
そして、矯正は終わっても私の上下の前歯裏にはワイヤーが今も張り付いています。
歯並びが大きく変わるのを防ぐためです。
また、こちらの矯正中には上の親知らずを抜きました。

そして歯列矯正が終わりいよいよインプラント。
今回のインプラント代は60万程かかりました。
右のインプラントの時より明らかに高いですね。
というのも、右の歯の時とは違う歯科医に通っており、そちらではジルコニアという見た目が歯とほぼかわらない良い材質を使用したインプラントしか扱っておらず強制的にそのような値段になりました。
また、インプラント治療中は全身麻酔をする良心的(?)な歯医者で、色々レベルが高い施しを受けたためいろいろな費用が少しお高めの歯医者ではありました。
ついでにそちらの歯科医で新しいナイトガードも作ってもらいました。
こちらもちょっとお高めの5000円。

私の歯のケア

これらの経験から私は「歯は一生物だから大切にせねば」と思うようになりました。
昔から言われていることですが、自分が大変な目に遭うまではそこまで歯の健康を気にはしていませんでした。
しかし、もうあんな大変なことはしたくありません。
そして、今はもう乳歯と違って永久歯+インプラントです。
後生大切にせねばとひしひしと感じています。

そして、色々経験した現在の私の歯のケアですが以下の通りです。
入念に、ということは意識していますがそのほか特段変わったことはしていません。

・食後や外出前に軽く歯磨き
・夕食後は特に念入りに8〜10分磨く
・フロスピックを歯磨き前に使用する
・3ヶ月に1回歯科検診を受け、歯の掃除をしてもらう
・インプラント保護、兼噛み締め癖対策用にナイトガードを毎晩つける
・舌磨きを軽くする

以上が私の歯(お口)のケアになります。

おかげさまでは今は歯科検診の結果は良好で、歯科医からも「問題ありませんよ」と言われています。
今後も同じように日々の積み重ねを大切に、入念にケアをしていきたいと思います。

おわり。


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