見出し画像

魂の声とエゴの声の違いと審判のカード

こんにちは。魂の物語を読み解くルート案内人、ルートトマスです。

この内容は、スタエフでも詳しくお話ししています。合わせて聞いていただけると嬉しいです。興味がある方は以下のリンクからご覧いただけると嬉しいです。

さて、最初に魂の声、エゴの声という言い方ですが、これは必ずしも音、声によって聞こえてくるという意味ではありません。メッセージをキャッチするというようなニュアンスで、ここではお話しします。

最初にエゴとは何かについてです。エゴというと、人に勝ちたい、有名になりたい、お金を稼ぎたい、自分さえ良ければ、、、というものがエゴというもののイメージとしてあると思います。しかし仏教では、エゴ、つまり自我、煩悩、三毒に含まれるものはこんなに狭いものではありません。

仏教においてのエゴ=煩悩=三毒とは、生きようとするための行為はすべてエゴに含まれます。たとえ人の為に尽くそうとすることにおいても、それが生きようとするために行われる行為であるならば、我欲は少ない、善行であるとしても、精査する必要はありますが、三毒によるものに含まれる可能性が高いです。なぜなら善行も欲=エゴに含むからです。

なぜ仏教、お釈迦様の教えにおいては、人間は欲にまみれていると捉えるかというと、生きようとすることそれ自体が、欲によるものだと考えるからです。そのため欲から離れて何かをすること、というのは限りなく難しい、ほとんど不可能に近いということに気づくことがお釈迦様の教えの悟りへと近づいていくことになります。

単純に良いことをすればそれはエゴではなく、悪いことをすればそれはエゴだとなるわけではないということ、この善悪二元論的な考え方自体がすでに、人間が作り出したものに過ぎないということ。
そのため、エゴの声とは、人間が生きようとするために行うことすべての行為や選択をさすというのが仏教においての考え方と言えます。そのため、ほとんどのことは、エゴの声によって行われていると捉えます。

一方魂の声というのは、キャッチすると同時にそれをスムーズに行ってしまえるため、なぜそれを選んだか、なぜそれを行っているのか、論理的に言葉で説明するのが難しく、あまりにも自然に移行するので、周りは驚くと思いますが、本人は何も考えていないような場合があり得ます。本人は必然しか感じていないからです。
もう少し正確に言えば、その人がそれをしたのは魂の声に従った結果、それをした、と言うことになると思います。

魂の声を聞いて、それに従うというような話で思いつくタロットカードは、審判です。ここで審判を例に説明してみようと思います。


自分の無意識や潜在意識の奥に眠っていた才能、ミッションが、何らかの天からの指令=ラッパの音色によって、蘇ってくる、息を吹き返すというカードです。

この天使がラッパで、今こそ魂の声を聞きなさい、その時が来たよと教えてくれています。その声に従ってまさに起き上がり、行動しようとしているところ、それが審判のカードのより深い意味、ニュアンスです。

そのタイミングはいつやってくるかわかりませんし、何をきっかけに目覚めるかわかりませんが、ご縁の場所に行ったり、聖域のようなところで、きづくこともあるかもしれませんが、それに気づいた瞬間に行動が変わり、その結果運命が変わっていくことになるのです。

そしてそれが先もお伝えしたように余りに自然に、スムーズに移行するので、いつそのタイミングがきたのかすぐには気づきません。わかるのはかなり後になってからになるでしょう。なぜならその理由は合理的に、言葉で説明できないような何か=天からのミッション、だからです。
その後かなり後になって、そのことが他の何かいろいろと必然として繋がってみてようやく、そういうことだったのか、と気づく、それが「世界」のカードのニュアンスになります。

そのように何もかもがわかるのはかなり後になる可能性は高いので、その時すぐにはエゴと魂のどちらの声なのか、ということを区別するのは難しいかもしれません。

もし区別をするとしたら、今自分のしていることが、なぜなら、こういう理由なのだという論理的な説明が、簡単にはできないような場合、でもどうしてもこれをやらずにはいられない、何ら得するところもないのに、どうしてもやりたくて仕方ない、そのようなことであれば、もしかしたら、魂の声に従っているのかもしれません。

あなたのあなた自身を癒やし、魂と繋がり、本来の自分に還る、
トークヒーリングを行っています。
いかにエゴを排し、できるだけ自分の本心と繋がっていくことで、
自分がこの世に何をしに生まれてきたのか思い出すきっかけとなるよう、
ヒーリングをしていきます。
もし興味をお持ちいただければ、こちらからお申し込み下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

良ければこちらの記事もぜひご覧下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?