涼を求めて岐阜まで滝を見に行ってきた
猛暑日が続く京都です。夏休みに入ったのですが、あまりにも暑いので涼を求めて岐阜まで滝を見に行ってきました。
岐阜は地味に広い県ですが、今回は東濃地方を巡ってきました。
今回も朝マックで出発の儀。ゆっくり家を出て、高速道路を使って行こうと思ったのですが、早く起きてしまったがゆえ、のんびり一般道で行きました。
1|本町ロマンス食堂(岐阜県多治見市本町)
ちょうど11時過ぎにJR多治見駅前に到着し、車をコインパーキングに停めて、ランチです。
岐阜県といえば「鶏ちゃん(けいちゃん)」です。1950年代頃に誕生したと言われ、主に下呂地方や高山市南部で食べられており、現在では広く食べられています。
醤油味と味噌味がありますが、個人的に鶏ちゃんといえば味噌というイメージなので、味噌鶏ちゃん焼きをオーダー。
簡単に説明すると、鶏肉、玉ねぎ、キャベツをコクのある味噌ダレで焼いたものです。車なのでお酒は飲めませんが代わりに白ごはんをオーダーして頂きました。ごはんに合うし、ビールにも合いそうな味です。
〆の焼きそばセット。
味噌ダレが焦げる前に麺に絡めて焼きます。これが美味しいのなんの。まずは胃袋で東濃の文化を理解しました。詳しくは農林水産省のホームページをご覧ください。
2|龍神の滝(岐阜県中津川市川上)
多治見からさらに1時間半ほど東に進み、今回のメインの目的地、龍神の滝を見てきました。滝の近くまで車で行けて有料駐車場に車を停めます。
この滝には白龍が住んでいてこの辺りの山々を守っているそうです。
滝の周りに遊歩道が整備されていて、歩きながら色々な角度から楽しめます。
凄くステキな眺めです。豊富な水量の滝が落ち、滝壺がエメラルドグリーンで、温度も涼しいです。
実は高所恐怖症でビビりまくりの脚が震えていたのはココだけの話。ちょっと待っていたら滝に日光が当たって神神しい場面に遭遇しました。
3|栗cafe ISSADO(岐阜県中津川市付知町)
滝で涼んだあとはスイーツのお時間です。
東濃は栗が有名で、栗きんとんの川上屋やすやの名前は聞いたことがあるかもしれません。そんな栗きんとんの発祥のお店が一茶堂というお店で、一茶堂に併設されているカフェへ行ってきました。
栗ということでモンブランです。
私はモンぱふぇ(写真右)をオーダー。奥さんはモンソフ(写真左)をオーダー。モンぱふぇはモンブランペーストの中に生クリームと栗きんとんプリン、その下に栗の渋皮煮、モンブランソフトが入っています。それにしても美味しかった。
となりは和菓子の一茶堂です。ゲリラ豪雨が直撃して天気急変の豪雨になったのも今となっては印象的な思い出。
4|湯快リゾート 恵那峡国際ホテル(岐阜県恵那市大井町)
スイーツでお腹を満たしたところで、恵那市まで戻って、恵那峡にある今夜のお宿にチェックイン。
1980年に建てられた古いホテルです。1泊2食付でひとり13,718円+入湯税300円だったのでこんなもんかなといったところです。
建物は本館、東館、西館と結構広いつくりです。
お部屋は昔ながらの和室。障子の奥のスペースが良いですよね。
お部屋の眺めは良かったです。恵那峡が広々と見えます。恵那峡というのは木曽川をダムで堰き止めて出来た人造湖です。対岸には恵那峡ワンダーランドという遊園地の観覧車が見えます。
まずはひとっ風呂ということで大浴場へ。ここの温泉はホテル敷地内を掘削して湧き出した天然温泉とのこと。泉質はナトリウム、カルシウム、塩素イオンが極めて多い多成分高濃度の高張性弱アルカリ温泉。顔を洗ったときにしょっぱい味がしました。
露天風呂も恵那峡を一望出来て良かったです。ただ、客数のキャパシティを考えるとお風呂が小さいかな。
食事はバイキングでした。思った以上に疲れていて、サラッと頂いて終了。ビールも飲まず早めに寝ました。
5|寿老の滝(岐阜県恵那市山岡町下手向)
2日目、ホテルをチェックアウトして向かったのは今回の旅、2瀑目の滝。
滝のすぐそばまで車でいけます。養老の滝に対しての寿老の滝だそうです。
ジャブジャブと水の中に入っていくスタイルの滝です。
10mくらい落差があるかな?人の大きさと比較して頂くと大きさが分かります。
滝壺まで入れるので、滝行がしたくなったら行きたい滝No.1かもしれません。水は冷たくて気持ち良かったです。
6|妻籠宿(長野県木曽郡南木曽町)
①町並み
東濃を飛び出して長野県に入ってしまいました。中山道の妻籠宿。その町並みの美しさで見たことがある方も多いと思います。
車は近くの町営駐車場に停めれます。
趣のある建物が並びます。旅館もあって泊まることも出来るみたいです。夏休み感満載の風景です。
天気も快晴で日差しがキツかったです。
現役の郵便局ですが景観保全しております。
味わい深い建物が並びます。
②おもて
お腹が減ったので妻籠宿でランチをすることに。
長野といえば蕎麦ですよね。おもて、という名前のお店に入りました。
このラインナップは強い。舞茸天ざるそばをオーダー。
天ぷらもお蕎麦もgood。何となくイメージなんですが普段、琵琶湖の水を飲んでいる京都市民としては、水道から出てくる水のレベルが違って、長野県の山間のお水は美味しいのだろうな、と思ってしまいます。蕎麦って水も大事ですよね、確か。
メニューには無いけと五平餅もあるということでオーダー。五平餅はうるち米を団子状にして味噌を塗って焼いたものです。愛知県、岐阜県、長野県の山間の郷土料理です。江戸時代には食べられていたらしい。詳しくはまたまた農林水産省のホームページへ。
③好日珈琲
食後の散歩をしているとカフェがありました。
ちょうどコーヒーが飲みたくなったので一服することに。
軒先をお借りしてコーヒータイム。日陰にいると涼しい風が通ってかなり快適でした。もちろんコーヒーが美味しかったです。
7│スターバックスコーヒー恵那峡サービスエリア店(岐阜県恵那市大井町)
妻籠を後にし、京都方面への帰路の始まりです。恵那峡サービスエリアの下り線のスターバックスで休憩。
期間限定のパインのフラペチーノを飲む。複雑なお味だったけど慣れると美味しい。
東濃弁は初めて知った。「〜やらぁ」は初めて聞いたぞ。
8│大垣ひまわり畑(岐阜県大垣市平町地内)
帰り道、大垣のひまわり畑が満開だということで寄り道。
この暑さでどうなのか心配していましたが、元気に咲いていました。
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
すぐ横を新幹線が走っているので組み合わせて1枚。詳しい人はドクターイエローが通るタイミングでシャッターを切るらしい。黄色と黄色のコラボ、らしい。
ひまわり畑を後にし、大垣からは一般道を使って帰りました。名神高速が竜王から京都南で渋滞というどうしようもない状態だったのもありますが、のんびり帰れて良かったです。
次はどこへ行こうか。
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