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のり弁論
私はのり弁当が大好きだ。のり弁当、いやここは敬意を込めて「のり弁」と呼ぼう。唐揚げやらとんかつやら幕の内やら美味しいお弁当は幾らでもあるのだが、私は決まってのり弁を注文してしまう。
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念の為説明しておくと、私が指すのり弁は写真のようなスタイルのものである。敷き詰められたごはんの上に、おかか昆布を置き、大きな1枚の海苔を乗せる。更にちくわの天ぷらと白身魚(ホキ)フライを盛りきんぴらごぼうと漬物を添える。
比較的リーズナブルなお弁当に位置し、私が注文しているほっともっとの場合、390円(税込み)である。
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別のチェーン店であるかまどやにおいても360円(税込)と嬉しい価格設定である。
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ひと昔前に比べたら値上がりしているが、それでもこのご時世400円を切っているのはお財布に嬉しい。
さてこのようなスタイルののり弁を確認したところで作法についても述べてみたい。
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私の場合、まずをフタを外し弁当本体の奥に配置する。
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そして、白身魚フライとちくわ天を外したフタの上に乗せる。
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おかず(白身魚フライ・ちくわ天)とのりごはん部分に分離する。
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ソースか醤油か選べることが多いが、私は家で食べるときはソースを選び、外で食べるときは醤油を選択する。
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白身魚フライはソースで頂く。
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次は醤油を準備。
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ちくわの天ぷらには醤油を。
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のりにも醤油を軽くポタポタと。
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食べる準備は整いました。
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あとは食べる。
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食べる。夢中で食べる。白米が好きという思考パターンなので「このおかずの量でどれくらいごはんが食べられるか」ということを考えてしまうのだが、そもそものりとかつお昆布だけでごはんは食べれる上にサクサクガツンと白身魚(ホキ)フライがいて、食べごたえのありごはんの進むちくわ天ぷらもいる。さらにきんぴらごぼうが付いて、漬物もある。ごはんが足りないくらいのおかずのラインナップでこれはかなり嬉しい悲鳴である。そう、私はこの両手に花を超えるような困惑を味わう為にのり弁を食べているのだ。いぶし銀のようなこの立ち位置を超えるお弁当は無い。
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ごちそうさまでした。