小浜でヒマワリとイカ丼の日帰りドライブ
私の好きなヒマワリ畑が満開という情報を得たので、小浜まで日帰りドライブへ。京都市内からだと大原方面の国道367号線を走って1時間半程度で行けます。意外と近い京都のお隣の福井県です。
❚恵のひまわり畑(福井県小浜市加茂)
恵のひまわり畑は地元の環境保全団体が大麦転作後の畑を利用してひまわりを栽培しています。
ハイブリッドサンフラワーという品種だそうで約30cmの大きな花が咲くのが特徴だそうです。
今年はちょっと疎らに咲いているようです。場所も毎年変わります。暑い日が続いているので少し俯き加減のひまわりです。
遠くから見ても黄色のエリアが出来ているのですぐ分かります。今年も楽しませてくれてありがとうございます。
❚お食事処 濱の四季(福井県小浜市川崎)
ひまわりを堪能したところでランチタイム。小浜といえば小浜市役所近くのかねまつというお店に通っていたのですが、残念ながら閉店してしまったので、インターネットで探した濱の四季さんへ初めて行きました。
えー、ちょうど12時に到着したのですがなんと39組待ち。後から知ったのですが開店前から並ぶような人気店だったようで仕方無く待つことに。近くにわらじカツ丼の有名なお店もありますが、折角海に来たのだから海鮮が食べたい。
とりあえず暇なので、向かいにある御食国若狭おばま食文化館へ。
小浜で穫れた鯖を塩をして、鯖街道を通って京都へ運んでいた様子だそうです。
余談ですが、鯖街道で鯖を運んだ人々は京都の入口である京都市左京区の山端(やまばな)で休息を取ったと言われ、今も残る平八茶屋という料亭の麦飯とろろ汁が有名だったそうです。
『拾遺都名所図会』という江戸時代のガイドブックのような史料では山ばな平八茶屋を麦飯茶屋として紹介していて、平八茶屋の麦飯とろろ汁が名物として知られていた事が分かります。興味がある方は平八茶屋について検索頂ければと思います。
江戸時代の『日本山海名産図会』を元にした展示が江戸時代の小浜の暮らしをイメージさせます。
蒸した鰈を作っているところのようです。
元ネタはこちらの史料。とても興味深い資料館でした。
待ち時間はまだまだなので、小浜港でボォっと。
2時間待ってようやく入店。お目当てのまはた丼も若狭ぐじの炙り丼も売り切れだったので、イカ丼と醤油干しねこまんまをオーダー。お腹が減ったので2つ頼んでみました。奥様は鯖街道定食をオーダー。
小浜で穫れたイカを使ったイカ丼が到着。イカが甘くて美味しい。
刺身と漬けとボイルの3種類を堪能。
お次は、鯖の醤油干しと鯖節を使ったねこまんま。そのままでも美味しいですが魚介出汁をかけたお茶漬けがこれまた美味しい。
奥様オーダーの鯖街道定食。鯖の塩焼きと〆サバとへしこ(鯖のぬか漬け)の定食。こちらも美味しかった模様。
鯖街道の終点の碑が鴨川デルタの近くにあるのですが、やはり京都と小浜の繋がりを再認識した1日となりました。