Hüsker Dü - Standing in the Rain
#思い出の曲 というテーマで書いてみたい。ハスカー・ドゥはパンク、ハードコアの文脈で語られるアメリカのバンドで、後のオルタナティブロックに影響を与えたとされるバンドである。結成は1979年で1987年までの8年間の活動で6枚のスタジオアルバムを発表している。
今回はその中でもバンド活動末期の1987年作『Warehouse:Songs
and Stories』から「Standing in the Rain」という曲を紹介したい。
初期のハードコア要素は影を潜めメロディックな楽曲ではあるが哀愁を多分に秘めた一曲である。ツバが飛び散るようなシャウトとは一線を画したヴォーカルで、ボブ・モウルドの歌心を味わえる。
この頃にはドラムのグラン・ハートはヘロイン中毒だったという。
バンドが解散する直前の、物悲しさも感じたい。
雨の中で立っていた。
雨の中で立っていた。
そんな情景を自分と重ね合わせたくなる夜に聴きたい曲でした。
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