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店舗型ビジネス特有の「暇なときにサボる問題」について
店舗型のビジネスをしている経営者の方からよく言われる相談内容に
「暇だとすぐスマホを触ったり、サボったりしていてイラっとする」
というのがあります。
「客が来ないと暇=特にすることが無い」は店舗型のビジネス特有の現象で、オフィス系の仕事をしている人にはあまり見られません。
しかし、飲食・美容・医療など来店をベースとするビジネスなら避けられない問題です。
これは、人間の性質的に防げないものだと思います。
なぜなら人は弱い生き物で、楽なほうに流されてしまうのが自然だから(私もそうだし)。
でなければ、ダイエットや健康食品などの類は売れません。
「やらなきゃいけないのはわかっているけど、面倒だから楽をしたい」。
これは人間の根源的な欲求の一つなのです。
よく、性善説・性悪説のような議論になりますが、こと組織運営においては、この性弱説ともいえる原則に基づいて組織ルールを設計しなければならない、と私は常々考えています。
何も決まっていないとサボってしまう。
ならば、何をするかを決めておきましょうということです。
どういうときに何をするか決めておく
決めたルールに従わない人は指導する
この繰り返しが企業カルチャーとなり、強い組織になっていくのだと思います。
今回は店舗ビジネスに使えそうな10のルールというものを作ってみました。
このルールブックは従業員が前向きに、効率的かつ効果的に勤務するためのガイドラインです。お客様に質の高いサービスを提供し、働く環境を快適に保つためのルールを定めています。
10か条
1. スマホは極力使わない
勤務中はスマホを触らず、仕事に集中しましょう。緊急時の連絡は休憩時間に済ませ、お客様への対応や業務に専念するための環境を整えましょう。
2. 始業前の準備をしっかりと
出勤したらまず制服に着替え、身だしなみを整え、笑顔でお客様を迎える準備をしましょう。制服がきちんと整っているか、身だしなみが清潔かを常に意識しましょう。
3. 退勤時は片付けを忘れずに
退勤時は、自分が使ったものを元の場所に戻し、ゴミをきちんと捨てて、次に来る人がすぐに仕事ができる状態にしましょう。退勤前には、自分の担当エリアがきれいになっているか確認しましょう。
4. お客様へのサービス
お客様が来店されたら、笑顔で「いらっしゃいませ!」と挨拶し、親切丁寧に対応しましょう。お客様の要望には耳を傾け、可能な限り対応しましょう。
5. 安全を守る
仕事中は安全に注意し、事故が起きないようにしましょう。濡れた床には「注意」の看板を立てるなど、常に安全を考えた行動をとりましょう。
6. みんなと仲良く
同僚や上司と明るく挨拶を交わし、何かあれば気軽に話し合いましょう。良好なコミュニケーションはチームワークを強化し、仕事の効率を上げます。
7. 衛生面も大切に
手洗いやうがいをこまめに行い、店内を清潔に保ちましょう。特に飲食店では、衛生管理はお客様への信頼に直結します。
8. 全力で取り組む
お客様にも同僚にも、手を抜かずに一生懸命働きましょう。たとえば、レジ対応や商品説明も丁寧に行い、お客様が満足して帰られるように努めましょう。
9. 暇な時間は有効活用
お客様が少ないときは、清掃や在庫のチェック、商品のディスプレイを見直しましょう。この時間を使えば、店舗をいつでも最高の状態に保つことができます。
10. 休憩時間の守り方
休憩時間はしっかり取り、時間通りに仕事に戻りましょう。休憩をしっかりとることで仕事の効率が上がり、健康を維持できます。