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先日亡くなった祖父が母に宛てた手紙を読ませてもらった。母が、「読んでおきなさい」と送って…
44歳初日。その数字に、またひとつ齢を重ねた事実に特に思うところなし。でも何となく、心境の…
今日は娘のクラス発表だったんだけど、仲のいい友達とことごとく離れちゃって、まあ荒れていた…
ずーっと一人で作業しているので、WEBサイトにしろデザインにしろライティングにしろ、その途…
ふと思い出した話。 昔、まだ会社員だった頃、新人営業マンのアポに同行したことがあった。中…
だいぶ前ですが「文章のつなぎはどうやったらうまくなりますか?」という質問メールをもらった…
最初は小さな水たまり 少しずつ形が変わって やがて円の一点が決壊し 細い流れが旅を始める 流れているのは自分 だけど気持ちとしては 風景のほうが流れて見える 地動説から天動説への回帰 小さな川は旅を続ける 鳥の鳴き声を聞き 雨粒の暴力に耐え 人の話に耳を傾ける いつしか流れは広くなった 広く広く幅を広げて 対岸が自分でも見えないほど そして流れは強くきつく 支流もどうやらできたらしい 自分でももう分からない 自分がどこに向かっているのか 自分はどうやってここまで来たの
たとえばレストランに行って、ウェイターさんが石の乗ったお皿を持ってきたとしましょう。 料…
まだ書かれていない小説は、誰も読んだことがない。 「そんなの当たり前じゃないか」と人は言…
今日、尊敬してるおっちゃんから急に電話がかかってきて、「元気か?」と。 話すのはなんだか…
小学校の頃、写生の授業があった。 学校の周りの公園とかにいって、場所を決めて、風景を描く…
みたいな言い方をよく聞く。記事で読んだり、動画で見たり、リアルで口にする人もいたり。生き…
本当にどうかしていると思いました。 何の話かって、ゴーストオブツシマです。鎌倉時代の対馬…
眠りにつくなら、つよい雨の日がいい、とムルーはいった。わたしは、そろそろ新しいピーラーを買ってもらわなくちゃ、とおもいながら、どうして? と聞いた。 それはね、わたしにとっては、天候というのは、つよい雨か、それ以外か、しかないからさ。 そっか、そうだろうなと思いながら、縞模様になったムルーの背中の、縞のひとつに、ピーラーの刃をあてる。そして、適度なちからをかける。 基本的には、野菜やフルーツの皮をむくのと、変わりはない。だけれどムルーは、人間だ。にんじんの皮をむいてい