2019年3月コラムまとめ

2019年3月に公開した有料コラムをまとめております。サポートにて支援頂けますと今後の活動に繋がりますのでよろしくお願いいたします。

学生支援機構による奨学金の不当回収問題について考える。

奨学金回収にあたり、本人が返せなかった場合、保証人への請求が認められているが、全額請求ではないにもかかわらず、全額請求をおこなっていたことが問題となっている。また、保証人への支払い範囲についても説明をせず取り立てをおこなっていた事実が判明している。そして、この問題が判明した為不当回収だと認め、返還をする方向と発表した。

日本の教育の現状と取り組みとは①

実際自分自身が「ゆとり世代」、すなわち他の世代よりも学習量が少ない、能力がないとみられる可能があること、それに対する危機感を持っている人がどれくらいいるだろうか。その部分こそがまさに学力格差が生み出してしまった最大の問題点ではないか。

日本の教育の現状と取り組みとは②

教育の機会平等であれば、日本では、義務教育費の無償化、さらに公立の高等学校授業料の無償化までは進んだ。しかし、本当の意味での高等教育に対する無償化はまだ進んでいないのが現実である。私立高校や大学、専門学校等に通う場合の教育費の負担はとても高額であり、貧困層にとっては進学機会や窓口が狭められているのも事実である。

日本の教育の現状と取り組みとは③

初年度研修に関しては、その時点で既に学級担任を任されている可能性も高い。そう考えると研修や経験が不足している中で学ぶ子ども達はどうなるのか、など問題点はいくつもある。また、ベテランの教員の場合は経験が豊富な為安心があると考えられるが、そういうわけではない。むしろ、時代の変化に伴う子どもたちの変化や指導する内容の変化に対応していくことができない場合が多い。

東日本大震災から8年。脱原発が進まない現状について考える。

2011年3月11日から今年で8年。この8年間で日本社会はどう変わったのか。東日本大震災以降も日本各地で地震を含めた天災は発生し、日本という島国はリスクがあることについて国民の理解が深まり、防災意識は間違いなく高まった。震災復興に関しても進捗は見えてきており、2021年には復興庁は解散となる。時は残酷なほどに止まることはなく、当たり前のように経過している。

コンビニは24時間営業であるべきか否かについて考える。

結論的にいえばFCオーナーが本部にとって奴隷でしかなく、いつでも契約打ち切りによって切り捨てる事が可能だというパワハラでしかないのでは?と思う。これが法的に裁かれる事なく、契約違反である部分を責められてしまうのが日本の仕組み。本当に残念極まりない。世間一般では24時間営業の是非を問う声が出ても結局は契約を盾にされる。

NGT48事件の会見について考える。

メンバーの事件への直接的な関与はないけど、私的なつながりはあった。しかし、今回は運営上の不備があったから不問にします。という誰が納得するのか?という発表。運営上の不備とは運営責任者は知っていたけど、見てぬ振りをしていた事実がある、黙認していた事実があったので、今回は不問にしますという話だろう。

3年は辞めるな!?就活解禁から就職問題について考える。

ただ、いわゆる「意識高い系」の人はあえて3年で辞める選択を取る場合もある。正直この部分に関しては、目的があるか次第だと思う。仕事内容や賃金、職場環境に満足しているならば無理して辞める必要はない。目的が無いならば社畜として辞めずに報酬を得ていた方がいい。他にやりたい事があるならば別に3年という年数にこだわる理由はないのでは?

イチロー選手の引退会見について考える。

約的にはこの日本の試合までと決まっていたと会見でサラッと発言をしていた。確かに昨年の段階で選手登録は外れ、異例な状況で現役続行という本人のコントロールができない部分があり、未知の領域に突入していた部分は否めない。一流選手がこの年齢で試合から離れることのリスクは計り知れない部分があり、実際に練習は行っていても試合勘を完全に戻すことはできなかったのだろう。そこは今年の試合の打席を見ていても感じた部分である。

作品に罪はない?芸能人の逮捕による過剰な自粛問題について考える。

個人的には「作品には罪はない」という考え方には強く同意である。確かにテレビやCMに関しては自粛となるのはしょうがない部分がある。テレビであれば流れている以上、嫌なら見るなという論理は限界があるし、CMに関しては企業のイメージ戦略もあるし、流れる以上いつ出てくるかわからないから見ない選択肢が与えられない。2つの事件を同列に扱うことはできないが、被害者がいる事件であれば被害者関係者への配慮も必要であるし、事件に関して嫌悪感を持つ人もいるのだから理解は十分できる。

新年度の始まりに後悔はないのか?

新年度は入学、入社など新たな出会いと挑戦の区切りでもある。期待と不安を持っている人も多くいるだろう。しかし、その思いは最初だけであり、1週間までは意気揚々だろうが、1か月経過すればその思いは薄れ、半年経つ頃には忘れている。そして、1年経過した頃に感慨深く思い出す。ここで完結であるのが現実だろう。

お読みいただきありがとうございました。

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rough
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