![おすすめ最新刊情報_小説編_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/19109392/rectangle_large_type_2_a79faea123e5e4bcc4da404559684c9d.png?width=1200)
<おすすめ最新刊情報>〜2月小説編Vol.1〜
個人的におすすめ小説の最新刊をまとめておりますので参考にしていただければと思います。
「星の子」今村夏子 (著)
林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込み、その信仰が家族の形をゆがめていく。野間文芸新人賞を受賞し本屋大賞にもノミネートされた、芥川賞作家のもうひとつの代表作。
「高校事変 V」松岡 圭祐 (著)
武蔵小杉高校事変で優莉結衣に救われた濱林澪はショックから不登校になっていた。編入の下見のため訪れた農業高校で教師たちの振る舞いに異常を感じた澪は結衣に助けを求める。事変以来の再会だった。優莉匡太亡き後の秩序再編をもくろむ半グレ組織、そして匡太の子たちを追い込むためには非常手段をも辞さない公安警察。国家規模の陰謀が新たな戦いを引き起こす。その渦中で、結衣はあまりにも意外な人物と遭遇する…。
「御社のチャラ男」絲山秋子 (著)
チャラ男って本当にどこにでもいるんです。一定の確率で必ず。すべての働くひとに贈る、新世紀最高“会社員”小説。社内でひそかにチャラ男と呼ばれる三芳部長。彼のまわりの人びとが彼を語ることで見えてくる、この世界と私たちの「現実(いま)」。チャラ男は、なぜ、――あまねく存在するのか?――憎らしく、愛おしいのか?
「黒鳥の湖」宇佐美まこと (著)
妻と娘と幸福な生活を送っていた財前彰太の暮らしに不穏が兆す。世間を騒がす女性拉致事件の手口――被害者の衣服や髪などを家族に送り付けて楽しむ――が、十八年前、探偵事務所に勤めていた時に捜査依頼を受けた拉致監禁犯のやり口と瓜二つだったのだ。当時、妊娠中の妻と結婚するため金が必要だった彰太は、伯父の会社を乗っ取るため、依頼人に伯父が犯人だと嘘の報告をした――。あの時の真犯人が再び動き出したのか!?
「絶対小説」芹沢政信 (著)
伝説の文豪が遺した原稿〈絶対小説〉。それを手にした者には比類なき文才が与えられる。新人作家・兎谷三為にそんな都市伝説を教えた先輩は忽然と姿を消した。兄と原稿の行方を探すまことに誘われた兎谷は、秘密結社に狙われて常識はずれの冒険に巻き込まれる。絶対小説とは何なのか、愛があっても傑作は書けないのか――。これは物語を愛するしかない僕とあなたの物語だ。
「詐欺師は天使の顔をして」斜線堂有紀 (著)
一世を風靡したカリスマ霊能力者・子規冴昼が失踪して三年。ともに霊能力詐欺を働いた要に突然連絡が入る。冴昼はなぜか超能力者しかいない街にいて、殺人の罪を着せられているというのだ。容疑は“非能力者にしか動機がない”殺人。「頑張って無実を証明しないと、大事な俺が死んじゃうよ」彼はそう笑った。冴昼の麗しい笑顔に苛立ちを覚えつつ、要は調査に乗り出すが―。
「掟上今日子の遺言書」西尾維新 (著)
冤罪体質の隠館厄介は、ビルの屋上から転落した女子中学生に直撃され生死の境をさまようも、またも犯人扱い。事件現場には、ある漫画が自殺の理由だと記す遺書が。漫画雑誌編集長の紺藤の依頼で、最速の探偵・掟上今日子が、遺書の「違和感」の正体に迫る。厄介登場で恋の行方も気になる「忘却探偵シリーズ」第4巻!
「終りなき夜に生れつく」恩田陸 (著)
索条痕のない窒息死体が連続で見つかった。この殺人事件に、あの男は関与しているのか。雑誌記者が、あとを追う。特殊能力を持つ者たちが覇権を争う「途鎖国」でやがて犯罪者の王として君臨する神山が、闇に目覚める瞬間を描く(表題作)。傑作ダーク・ファンタジー『夜の底は柔らかな幻』へと続く鮮烈な作品集。
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