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レノファ山口のスポンサーになってみて分かった効果。

レノファ山口のスポンサーになって1シーズンが過ぎました。当然1人のファンとしては、シンプルに、レノファ山口を応援したい!という気持ちだけですが、今回は、企業スポンサー目線として、レノファ山口のスポンサーになってみて分かった効果と、まだまだこの部分は達成できていないなというところについて書いてみます。


レノファ山口のスポンサー効果


レノファ山口ぶちカツ!活動は、運よく竹クラーベというアイコンを中心に多くの地域の方とつながることが出来ました。「もっと未来の人のために」というスローガンを持つ企業の広告PRも出来たのではないかと思っています。会社として、レノファ山口のスポンサーになった効果は十分にあった。と思っています。

企業がスポーツチームのスポンサーになる場合、シンプルに、応援としてお金を出す。それが出来れば一番美しいと思います。ですが、現実はなかなか難しいところです。

企業は、スポンサーになるメリットがなければ、お金を出すことは認められません。そして昨今の経済状況からは経費や広告費は絞られている。そんな企業が多いのではないかと思います。

そんな中で、レノファ山口のスポンサーになる為に、私が会社に訴えたのは、レノファ山口が持つ、発信力や地域や行政とつながる力には価値がある。その力を使わせてもらうことへの対価としてのスポンサー料という事でした。

今シーズン、狙ったどおり、その価値を十分に使わせていただき、結果を出すことはできたと思っています。もし仮に、竹クラーベをレノファ山口と一緒にやっていなかったら、ぜったいにここまで広がってはいません。それこそがレノファ山口のスポンサーになった効果、価値です。

一方で、スポンサーになる効果として、もう一つの狙っていたある事は、現時点では、達成できていません。

今シーズン達成できなかった事


それは、レノファ山口のスポンサーになって行う活動により、社内のエンゲージメントを高めること。職場の人にも喜んでもらう事。この部分は、まだまだ達成出来きていないと思います。

これは、どれだけ社内の人をこの活動に巻き込めるかだと思います。レノファ山口との関わりを増やしてファンになってもらうことだと思います。現状、県東部は試合会場がある山口市や練習場がある小野田市までは距離があり、レノファ山口を身近に感じることが少ないです。周南地域に選手に来てもらって選手を身近に感じてもらうとか、竹クラーベのボランティア活動に参加してもらうとか・・県東部のレノファ山口の関わりを増やしていくことをやっていきたいと思います。

とはいえ、それをやるには、お金も必要になってきます。一社だけでやろうとしても現状は無理だと思います。そこにも、レノファ山口が持つハブとしての力を活用して、行政とも連携して、複数の企業が協賛できるような仕組みづくりを仕掛けたいと思います。やはりポイントは企業はどうやったらお金を出せるのか?お金を出したいと思うのか?というところだと思います。

来シーズンに向けて

地域の子供たちに夢を与える。地域の社会課題を解決する。そのために、レノファ山口が持つ力を活用する。企業目線で見ると、そこに対してのスポンサーフィーであり、それにより、どんどんレノファ山口も強くなり、企業も強くなる。そしてさらにスポンサーフィーも出せる。という好循環を生み出したいです。社会に対してよい事、価値を提供すれば経済的にもメリットが出る。そんな循環のスパイラルが出来ればいいなと思うし、その仕組みを創るために全力で動いて、仕掛けていきたいと思います。一ファンとしてのパトスと企業目線でのロゴスの両方から来シーズンもがんばりたいと思います。

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