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子育てコラム(1)『お手伝いなんか要らない?』
子供がお手伝いをやってくれてもくれなくても、正直、親にとって どっちでも良かったりします。
洗い物などしてくれたひには、かえって二度手間になるだけ…だったりするわけです。
今の時代、そもそも親が「親孝行」なんて求めてないように思えます。
下手にお手伝いなんかされるよりも、いっぱい勉強して良い成績をとってくれた方が親としては嬉しいわけです。
こうして
『褒められこそすれ、感謝される経験に乏しい子』
が育ちます。
でも、人から感謝されるって、自分には生きる価値があると実感できる、すごく確かな感覚です。
それを親から もらえないのは残念な気がしますね。
「あなたは お母さんの宝物」
とか
「そのままのあなたで居て良いんだよ」
と口で言われても、なんだか嘘くさい…って思う子 少なくないんじゃないですかね?
それよりも、お手伝いを済ませた子供に対して、一言
「お疲れさん!」
この言葉の方が、子供にとって よっぽど「真実」に感じられるように思います。