運命の風にのって
11月も半ば。「藤井 風 ~登れ、世界へ~」(NHK)の放送から、2週間が経ちました。
番組内での「頑張らない理由が無い」発言に痺れ、日々の自分自身を見つめ直したものです。それにしても、里庄町からの飛躍と垢抜けが凄まじいですよね。
そして、表題の「運命の風にのっていきたい」が琴線に触れました。
そもそも、“運命”って。
私は、『過剰な二人』(2015)の影響で、“意志”だと信じているところがあります(20代前半の世間をまるで分かっていない頃、お守りのように読んでいました)。
林 真理子氏(作家)と見城 徹氏(編集者)がリレー形式で、人生を諭す一冊。
自分の未来のヒントになるのは勿論、一流の人物を当てはめながら読むのも面白い内容です。全て挙げるとキリがないので、ハッとした章を中心に書き出します。気になる方は、ぜひ手に取って読んでみてください。
それでは、<第四章 「運」をつかむために必要なこと>の林氏のターン、【運はコントロールできる】からの引用です。
“音楽で世界と繋がりたい”という意志が、風さんの今を物語っている気がします。また、ますます強い意志が、27歳のうちに3枚目のアルバムを届けると宣言させたのではないでしょうか。
次に、<第一章 人生を挽回する方法>では、またも林氏のターンで【相手にうまく乗せられることの大事さ】に触れられています。
はい、河津マネジャーですね(まさしく)。ずっずさんを信じて、上京してくれて本当に良かった……。
ずっずさんは、SHISHAMOの元マネジャーらしく、ボーカルの宮崎朝子氏の猛プッシュもあって、風さんのデビューに転向されたとか(なんてドラマティックな展開)。
私は、風さんの生き様や人生にまでも尊敬の眼差しを向けているのだと思います。こんな文章を書いてしまうなど、面倒くさがり屋の私からは想像できないことですし。そうさせてしまう風さんは、やはり素晴らしい方です。
私は、メンターと思える人物と本でしか会えていない気がしており、未来を切り拓けるよう精進あるのみだと情熱が吹き返してきました。
話は変わりますが、先日の「情熱大陸」(TBS)で、指揮者の原田慶太楼氏が学生たちに向けて、こんなことを言っていました。
“自分が成功しなきゃいけないんだっていうパッションを持たないと なあなあな人生になってしまう”
この言葉にドキリとし、♪罪の香りのフレーズが脳内再生されました。
“怠惰がうるさいのよ いつも落ちる方がラクなの だけど ハートが分かってるの あとで死ぬほど 泣かなきゃいけないこと”(ひぇー)
ポジティブに、少しずつ自分に負荷をかけようと誓ったのでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。