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【意外に多い?】仕事が暇な人は、1日8時間労働を疑うべき

ロッシーです。

会社の同僚を見ていると、暇そうな人が結構いるような気がします。

この記事を読んでいるあなたもそうなのかもしれませんね(笑)。

暇なのかどうか分かりにくい

今の時代、オフィスで仕事をする人は、ほぼ全員パソコンを使います。

そのため、仕事をしているのか、それともネットサーフィンしているのか分かりません。

2種類の暇

暇と一言でいっても、2種類あります。

① 処理能力が高く、さっさと仕事を終わらせてしまって暇な人

② 仕事がない人

前者は全くもって問題ありません。

余った時間を「重要だけれども急ぎではないもの」に使うことができますから、さらによい仕事ができるでしょう。

問題は後者です。

仕事がない暇人

仕事がなくて暇な人は、さらに細分化できます。

① 仕事をさせずに放置している上司がいるから暇

② 能力的または性格的に仕事を任せられないから暇

前者の場合は、新入社員に多いと思います。

「せっかく就活を頑張って入社したのに、なんかあまりすることがなくて暇なんです。とりあえず、業務に関係する本を読めと言われていますけど、眠くてしんどいです。」

なんていう悩みはよくあります。

今後もその状況が改善しない可能性が高いのであれば、転職も視野に入れるべきでしょう。せっかく若くてやる気もある時期を、そんなところで浪費するのは得策ではありません。

新入社員でなくても、そういうケースがあるかもしれません。いずれにしても、上司が無能なわけですから、我慢するか転職するかでしょうね。

能力的または性格的に仕事を任せられないから暇

これが一番問題なケースです。

こういう人は、自分には能力があると思っていますし、性格的に問題があるという自覚がありません。

むしろ、上司や同僚、会社自体に問題があり、自分は悪くないという被害者意識をもっていることが多いです。

ただ、日本の労働法制ではよほどのことがない限り解雇することはできません

だから、そういう人はゾンビのようにオフィスに存在しつづけることになるわけです。

良い暇を目指そう

目指すべきは、当然

「仕事が速く、やることをやってしまって暇な人」

です。

そういう人は、余った時間でネットサーフィンしようが、軽く仮眠をとろうが、きちんと成果を出しているので問題ありません。

暇だからといって罪悪感を持つ必要もありません。

1日8時間労働という枠組みがそもそもおかしいのです。

できる人にとっては、1日3時間労働でもいいのです。

だから、余った5時間について「何か仕事をしないといけない」と思いこむ必要は全くありません

それは自分のために使っていいのです(もちろん仕事をしているそぶりは必要ですが)。

暇なら仕事を作れ?

「時間が余っているなら新しい仕事を作れ!」

と言う人は多いと思います。

でも、それは時間が余る余らないに関係ありません。新しい仕事は常に考えるべきであって、余ったから考えるものではありません。

そして、新しい仕事は、暇な時間を埋めるためのどうでも良い仕事ではなく、会社が発展するために有益な仕事であるべきです。

時間が余ったからといって無理やりひねり出すような仕事は、ろくなものではないです。

特に、管理系の社員は、余計なペーパーワークを増やす仕事を作りだす可能性が高いですから、そういう人達はむしろ「何もしないほうが良い」のです。

なんで1日8時間労働なの?

これだけ通信やIT技術が発達し、業務効率が上がっているにもかかわらず、なぜ今だに私達は1日8時間労働なのでしょうか?

歴史的には、1919年のILO(国際労働機関)第1号条約というものがあり、そこで8時間労働が決められたらしいです。

皆さんいいですか?

1919年ですよ?

約100年前に決められた労働時間を、2020年に生きている私達がなぜ守らないといけないのでしょうか?

私個人の体感としては、一日5時間、週休3日でいいくらいだと思っています。業務効率のよい会社なら、もっと少なくてもいいでしょう。

それを8時間のままにしているから、社員が暇になってしまうわけです。

経営者の立場としては、サラリーマン定額使い放題のほうがいいでしょうから、8時間のままにしておきたいのかもしれません。

でも、もうさすがに8時間労働はオワコンだと思います

やることがないから、パソコンの前に座ってネットサーフィンしている人って多いのではないでしょうか。

そんなことをするくらいなら、さっさと帰って家族と過ごしたり、好きなことに時間を使うほうが、世の中全体として豊かになると思います。そして、そういう時間で得られた社員の経験や知識は、会社にも還元されるはずです。

1日8時間労働に限らず、私達が当たり前だと思っているものを「ゼロベース」でもう一度見直す。

そういうことが必要な時代に入っているのではないでしょうか。

Thank you for reading !

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