![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108575573/rectangle_large_type_2_1682f955ea1293bce9355e044317285b.png?width=1200)
[2023.08.31] プライムビデオのウォッチリスト消化(9) - 『護られなかった者たちへ』『ウィリーズ・ワンダーランド』
見たのは
『護られなかった者たちへ』
『ウィリーズ・ワンダーランド』
の2本。
ネタバレ無しの感想を書いていく。
『護られなかった者たちへ』
東日本大震災から9年後の仙台が舞台。
全身を縛られて“餓死”させられる、という殺人事件が発生する。
震災を経験した警察(阿部寛)、同じく震災経験者で出所したばかりの工場作業員(佐藤健)、生活保護を担当する生活支援課の面々、生活保護受給者たち、生活保護申請を却下された人々などがどう絡むのか、が見どころ。
結構面白い。
役人(一部)の仕事意識を綺麗に描きすぎで冷めてしまうところもあったけど、映画としては綺麗に終わったし満足感は高かった。
ミステリとして見るとイマイチだが、役者の演技が凄くて引き込まれる。
一つの“作品”としての完成度が高いと思った。
1ヶ所気になったのが、阿部寛が「汚名挽回」と言ってたところ。
誰かに訂正されるわけでもなく、何か意味があるのかと思ったけど特に無かった。
Amazonの評価は★4.1。
妥当。
『ウィリーズ・ワンダーランド』
田舎道で車止め(タイヤをパンクさせるトゲトゲ)を踏んでしまい立ち往生した男(ニコラス・ケイジ)。
車で通りがかった修理工に助けられるが、修理代を持ち合わせていなかったため、代金の代わりに廃墟となったテーマパーク『ウィリーズ・ワンダーランド』の掃除をさせられることに。
しかし何やら裏がありそうな雰囲気で⸺。
ニコラスはグラサンで無口。マジで無口。
ターミネーターみたい。
というかシュワちゃんより無口。
サスペンスかホラーかと思って見たけど…
コメディだコレ…
ホラーコメディとでも言うのかな。初めて見たかもしれない。
急な音で驚かせたり人が死んだりするシーンはあるけど、チープな人形や楽しげな音楽、ニコラスの存在でかなりギャグ感が強くなっている。
そんで面白い。
引っ掛かるところは「え、これでいいならなんでその道を選んだの?」ってところぐらいかな。
Amazonの評価は★4.0。
下手に作ったらB級映画っぽくなるところを、演出とニコラスの存在感で引き上げた感じ。
今回のオススメはどっちかな…どっちもいい。
ジャンルが違うからお好みで。