①家族だって苦しい、強迫性障害
いつか笑顔で会話がしたい
現在、息子は成人。
強迫性障害で小児精神科に通院歴あり。
年齢を重ねるにつれて
いつの間にか王様のようになってしまい
4〜5年、まともな会話はなし。一度しか会っていない。
社会ではとてもうまくいっているようで
付き合いが両極端。
息子と普通に話がしたい。
息子の大変さを理解してあげたかったから
毎日いろいろ考えたし、応援した。
陰で支えた。
しかし無駄だったのかな。
「お前が死んでも何一つ自分には関係がない」
と言って出て行った。
後の記事投稿で書こうと思うけど、
息子は妄想が出て来ているようだ。
他の病気が混じっているような気がする。
私もいろいろ悩み
今は生きていくのが精一杯。
でも生きなきゃね。
私に対しての周りからの理解はあまりない。
息子の評判があまりにも良いから。
とても明るい子
息子は20代前半、私は40代、夫は50代。
息子が中学生の時、我が家に変化が訪れた。
それまではすくすく育ち、
ママ、ママとどこでもついて来た。
ママのこと大好き、といつもニコニコしながらいってくれた。
家族がとても好きだったし、生きる原動になっていた。
小学校に上がり、周りには友達がたくさんいて、
いつも違う顔の子が家に遊びに来たり、
話に出てきたりしていた。
勉強もとりあえず問題なかったし、
本もよく読み、スポーツも楽しんでやっていた。
時にむずかしい本を欲しがり読んでいた。
芥川龍之介、科学、計算、など。その頃は特に気にしていなかった。
異常な清潔と、ものを壊してストレス発散
息子、中学生。
ある日突然、物を壊したり私の服を切り刻んだりするようになった。顔色も悪くなり、何度も洗濯をしたり手を洗い始めた。
洗濯は私が洗ったのは気に入らない、と言って自分でしていた。
洗剤は一回の洗濯で、ボトル半分の液体を入れてしまう。
キャップ一杯でいいと注意しても全く聞かなかった。
シャワーは1日に5、6回浴びるようになり、その詳細は次の通り。
朝起きたら1回、
学校に行く前にもう1回、
学校から帰ってきたら1回、
スポーツクラブへ行く前に1回、
スポーツクラブから帰ってきたら1回
寝る前に1回。
顔や髪はパサパサで、私に頭皮の匂いを嗅がせて「匂いする?」と何度も聞いてきた。全く匂いなんかしないのに、何度も確認した。
勉強は中くらいで、あまり集中力はなく、短時間で済ませてしまう方だった。5教科の合計は350点から380点ほどで、100点を取ることもあれば20点もあり、成績はとても極端だった。
学校では明るい方で、友達もたくさんいて、女の子の友達の方が多かった。
中学1年生のある日、突然私の部屋で花瓶を投げて壊した。
それから立て続けにガラスのコップを床に叩きつけた。やめてと言って止めたが、「こうするとすっきりする」と言った。
何日か後にまたガラスを割り、前回と同じように必死で止めた。夫が帰ってきてからは、息子があんなことをしたと話した。それから私たちも「そういうことはもうやめて」と強く言った。学校にも参観日後などにそれとなく普段の息子のことを担任に相談した。特にトラブルはなかったようだ。
それどころか熱く将来のことを語ってくれる、と話していた。
友達とのトラブル
ある時、習い事で友達とトラブルが起こった。隣の席の子がくしゃみをして、息子に唾をかけたというのだ。その子は何度もくしゃみをして息子にかけたと言った。息子は昔から少しでも水がつくと服を着替えることを思い出した。
息子はその仕返しに何度も嫌がることを言ったらしく、習い事の先生から連絡があった。隣の席の子とのトラブルがあったということだったが、管理不足で申し訳ないということで話は終わった。
息子の変化
しかし、相手の親から電話が来て、こっぴどく怒られた。こちらも相手の子に対し、嫌がることを言ったので、謝罪した。その後、相手は習い事を辞めた。
学校では授業中に面白いことを言ったり、笑わせたりするムードメーカーだったが、言ってはいけないことを平気で言ったりもしていた。
三者面談や学校からの連絡でそのようなことが報告されたが、大きな問題にはならず、息子は周りからフォローされていた。もちろん、そういう空気の読めない息子を嫌がる子もいたと思う。
テストの成績は相変わらず中くらいで、本を読んだりするのがとても好きな子だった。中学生でありながら高校生の問題集を欲しがり、それを家に持って帰って問題を解いたりもしていた。塾の先生に息子の様子を聞いたところ、まんざらでもなく理解しているということだった。
好きな教科は放っておいてもどんどん勉強し、しかし苦手な教科は20点だった。本人はさほど気にしていなかった。
理解力はあるようなのに、なぜこんなに極端なのかとても不思議に思っていた。しかし、興味のあるものはとても面白かったようなので、特に私は勉強についてうるさく言うことはなかった。
部活には入っていたが、サボることが多くなり、女の子の友達が多かったり、ちょっと空気の読めないことを突然言ったり、好きなものを何時間もやったり、嫌なことを異常に嫌がったり、突然ガラスを割り始めたり、子育てはこんなにしんどいものかと、毎日大変だった。
PCやゲームはしていたが、
グロテクスなシーンが好きだったり、暴力的なものは見ていない。
(私は履歴をチェックしていた、それを条件にPCの使用を許可した)