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男と女、夫と妻はこうありたい
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男は欲情し、女は愛する。男は何百というポリガミーの宗教や法律を発明してきた。男は楽しむことと、持続することとを求めた。まず自己の快楽を求め、ついで数多くの子孫によって自分が永久に生き続けることを求めた。女は愛し、所属し、自分を与えることのほかは、何も望まなかった。
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ジュール・ミシュレ『愛』
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妻は夫の娘である。夫はそこに若さとみずみずしさとを再発見する。妻は妹でもある。彼女は最も歩み難い道を真向から進み、か弱いにもかかわらず男の力の支えとなってくれる。妻はまた母であり、男を包んでくれる。ときとして男が動揺し、模索し、空には自分の星がもう見えないという、そんな闇の瞬間に、男は女の方をみつめる。すると星は女の眼の中にあるのだ。
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