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全てに物語がある。感想:あきやあさみさん/「一セットの服」で自分を好きになる

先日、あきやあさみさんの著書、二冊目を読み終えました。


以前、別のあきやさん著書を読んだ時の感想はこちら。

前回の書籍に続き、厳選した服で豊かに生きよう、というのが根本になっています。
前回よりは易しいアプローチで、まずはこういうことから始めませんか?という内容だと感じました。

靴を厳選していく、バッグを厳選していく、といった具体的な方法などが書かれていて更に実践しやすい内容だと思いました。


前回の書籍を読んでから、制服化とまではいかないものの、様々なシチュエーションで気に入ったコーデが幾つか決まっていて、これかこれ!となるようにしたくて少しずつアイテムの整理をしています。
服もめちゃくちゃ手放しました。
それでもまだまだ我が家のクローゼットはギュウギュウだけれど。
厳選までいかなくとも、熟考した服達が残ってきているのでいい感じ。
シーズンが変わって出してきた服を久しぶりに着てみて、以前より厳しく着心地をジャッジするようにしました。
まだまだ厳選して、ワードローブを整理していきたいと思います。

印象的だったのは、ブランドバッグは演歌、アクセサリーはアイデンティティという言葉。
一世一代!という想いで購入するブランドバッグや、個性を表現する想いを閉じ込めたアクセサリー。
それらは購入に至る経緯や、身に着けて出かけた思い出なんかがギュッと詰まっていて、ひとつひとつに物語がある。

「アクセサリーはアイデンティティ」という言葉でふと思い出したのはmiRco.というアクセサリーブランド。
ひとつひとつのアクセサリーに物語を感じられて、その物語が自分とマッチしたときにこれだ!と思うような、そんな素敵なアクセサリーの数々。
自分が実際にお迎えしていないものでも、お写真を見ているだけでワクワクする。

なんだか、こう、ちょっと私に足りてなかったのは物語かもしれない、と思いました。
ファッションアイテムはただ着飾るだけのアイテムでしかない、なんて私には思えない。
着飾って出かけた先には、必ず思い出があって物語があって。
私はそういうものをとてつもなく愛しているんだと思う。

沢山着て、沢山身に着けて、いつしか手放すアイテムもある訳で。
でも、思い出や物語は別に手放す必要はなくて、愛していっていいんだと思う。

そう考えたら、思い出深いお洋服達を手放すことも特に恐れることはないんだなぁ、と思う。

ひとつひとつを愛して身に着けていきたいなぁ。

とはいえ、とにかく私はひたすらズボラで丁寧なお手入れは無理なので工夫はしていかなきゃならん、というオチはついてきます。


では、また。

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