「鹿児島おはら節」のルーツをしみじみと考えてみた・・・その④
【 船が運んだ「牛深ハイヤ節」 】
花は霧島 たばこは国分
燃えて上がるは おはらハァ
桜島
《薩摩バイ船》
しっとりとした合わせ合わせゆっくり歌い上げる「越中おわら節」と違い、「鹿児島おはら節」のテンポの速い華やいだ賑やかな調子には、やはり南国特有の風土を感じます。
鹿児島から「鰹節」など南海の海産物や、それに紛れて禁制の「唐物」を満載していく「薩摩バイ船(さつまばいせん)」の紡ぐ歴史がありました。
「薩摩バイ船」は天草の船乗りたちを水先案内に雇います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?