あなたの中の受け皿がなければ、何も結びつかない
修験道
修験道は
森羅万象に、命や神霊が宿るとして
神奈備(かむなび)や、磐座(いわくら)を
信仰の対象とした古神道に
それらを包括する山岳信仰と仏教が習合し
密教などの要素も加味されて確立した。
日本各地の霊山を修行の場とし、
深山幽谷に分け入り
厳しい修行を行うことによって
功徳のしるしである
「験力(げんりき)」を得て、衆生の救済を目指す
実践的な宗教でもある。
この山岳修行者のことを
「修行して迷妄を払い験徳を得る
修行してその徳を驗(あら)わす」
ことから、修験者、または
山に伏して修行する姿から山伏と呼ぶ。
修験とは
「修行得験」または
「実修実験」の略語とされる
21日に
東京の銀座しんのうさんにおいて
きりんさんの法話会があり
食と五行論のお話がございました
わたしも、漢方養生指導士
最近、ブログで
漢方養生的なお話をしているところですので
大変貴重なお話ばかりでした
わたしは、山形県の出羽三山の
出羽修験が大好きで
たまたま、主人の先祖さまにも
山伏がおりました
寺院、修験道の宿坊に宿泊しますと
料理は、精進料理です
“出羽三山の精進料理”は、
出羽三山の修験道によって育まれた料理です。
修験道とは、
人と自然と関わりを深く見つめる
修行者たちの信仰のこと。
羽黒修験道は、
月山山麓の高度な食文化をベースに、
寺院で発達した精進料理を
山伏の自給自足の食生活に融合させ、
さらに日本海を渡った京の感覚をも取り入れて、
固有の「精進料理」を誕生させました。
羽黒修験道において
食すことは、心身を養うだけでなく、
自然に宿る神仏や精霊とともにある
「おこない」
を意味しています。
出羽三山精進料理の品々には、
出羽三山信仰に所縁ある
聖地に見立てられた名前がつけられています。
これから出羽三山を
駈けようとする人は、
信仰と聖地をあらわす料理の説明を受けて
一品一品を口に運びます。
私たちは
出羽三山の精進料理を食すことで
聖なる山々から贈られた
“生命の源泉”そのものを味わうこと
になるのです。
(羽黒町観光協会)
【本膳】
出羽の白山島 (ごま豆腐)
開祖の蜂子皇子が
この地に着かれた由良海岸の島のこと
月山の掛小屋
(月山たけのこの油揚げ煮)
羽黒修験の柴(さい)灯(とう)
(わらびのしょうがかけ)
西普陀落(にしふだらく)
(うどのごま味噌和え)
獅子子(ししご)の滝
(なめこ、豆腐の汁)
【二の膳】
聖山の春秋
(月山たけのこ、しいたけの天ぷら)
蜂子皇子が苫屋をつくり
修行を積んだところが聖山
祓川(はらいかわ)のかけ橋
(ふきの油炒り)
御峰の吹雪
(炒りなめこ、豆腐炒り)
由良の湊揚げ
(すり豆腐、浅草のり、しょうが)
月山の焼山
(たけのり三杯酢)
羽黒山では
毎年、大みそかから元旦にかけて
「松例祭」が行われます。
この祭りは
二人の「松聖(まつひじり)」と呼ばれる山伏が
100日間修行をし、
天下泰平・国土安穏・
五穀豊穣・万民快楽を祈ります。
修行満願の日が
大みそかの松例祭にあたります。
「松聖」に選ばれることは
羽黒山伏最高の名誉で
この100日間修行と松例祭を
羽黒山伏の「冬の峰」と呼んでいます。
この「冬の峰」中に
大正10年頃まで行われていたのが、
「大笈酒」という神事です。
この神事では、
松聖が祭りを催行する
羽黒山の重役を招待し
「日本一」と呼ばれる品数の
精進料理が振る舞われたと伝えられます。
料理に使われた材料は123種類
品数は25種類と言われ、
その材料調達には数年前から準備をし、
経費がかかるので
破産する家がでるほどだったそうです。
今となっては
「幻の精進料理」となっています
現代において
「食育」と言う言葉は
農林水産省で掲げたものですが
食育は、
生きる上での基本であって、
知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと
位置付けられるとともに、
様々な経験を通じて
「食」に関する知識と
「食」を選択する力を習得し、
健全な食生活を実践することができる
人間を育てるもの
とありますが
ご家庭でどのようなことを
皆様は
実践されていらっしゃいますでしょうか
きりんさんは、このように話します
どんなにポジティブ論を語ろうと
どんなに
こうしたほうがいいですよ的なことを示しても
その相手に「受け皿」がなかったら
その相手には無意味である
ものすごく納得しました!
占っていただいても
自分にそれに対する、素直なこころ
謙虚さ
そういったものがなければ
「納得できない」
「なんか、違う」
として、また同じ方に聞き直したり
別の占い師さんに聞いたり
いったい、どういう答えを
求めているのか
占い師さんには知る由もありません
いろいろなポジティブ論のブログを尋ね歩いて
その時は、納得したつもりでも
また、次の日になれば
もっと自分に合うような言葉はないかと
また、尋ね歩く
堂々巡り
実践にまで及ばないのは
どうしてでしょうか
聞く、あなたの「自分のこころ」
受け皿が整っていなければ
誰に、何を聞いても収まることはない
それが、ほんとうの答えだと思います
まさに
「そのこころ」は
心身が整っていないから
なんです
相手にイライラしたり、落ち込んだり
精神的な穏やかさがない
考えている以上に
あなたのからだが不調である
それも一理なんです
家族と合わなければ
自分が自立すればいいのに、できないとか
いろいろとありますが
健康な心身であれば
自立する力がみなぎります
栄養学的にも
医師たちのお話が書かれています
そうしますと
いろいろな心身の不調に
薬膳料理が
とても大事なことになってくるのです
一度、薬膳料理のお店にて
食事してみませんか?
各地にあると思います
ホンモノの料理
薬膳料理
精進料理を堪能してみませんか
薬膳料理を
ただ食べるのではなく
五味
甘い、辛い、酸っぱい
塩からい、苦い
舌が、反応するか
鼻から香りを
嗅ぎ分けることができるか
そんなことも感じながら
いただきます
人が食べて、しょっぱいのに
塩気にうとければ
腎であり
血を蔵すの、肝
肺
そして、
血脈の心臓が相剋で負担がきています
お菓子ばかり
外食ばかり
偏食気味
好き嫌いが激しい
そういう方ならどうでしょうか
まずは
自分のからだを知る
薬膳料理、精進料理は
感覚を取り戻す料理です
運も気も
すべては食から来ている事
源である
ご存知でしたか?
「生きる」ための食事です
外国人の方は
文字に頼らず、行動を起こす
自分の肌身で感じることが
先決だとわかっているから
だから、話すことが、哲学だ
日本人も昔はそうだったんだよ
いつから
文字に頼るようになったんだろう
YouTubeに出ていらしてる
採取者のお話
本当に、哲学だ
皆様も
もっとSNSに頼らずとも
大自然の中に
身を投じて
畏れ、恐れを感じてほしい
偉大さを感じ、味わってほしい
そう思います