
毎日応援 45
木は、見ている。そして、あなたの味方。そしてほんとに助けに働きかけてくれることがある。
それを知った数十年前。
学生のある時、やらかしてとても困ったことになって、ある木の下で泣いていたことがあった。
するとバイト先で可愛がってくれていたお姉さんが、家に電話してきた。
「木蓮が(植物の木)
わたしの下で(木蓮の木の下)で、泣いてる子がいる。
助けてあげて
って言ってきたんだ。
なんか、あったでしょ。
話してごらん。
助けてあげるから。」
。。。
びっくり。
その通りだったけど、誰にも言ってない。。。
そして、その後そのお姉さんが、わたしを助けてくれた。
それから、わたしは木蓮の木が大好きだ。
子どもの頃から木は大好きで、こっちから話しかけることはあったけど、向こうからの声が聞こえてきたことはないし、
そんなふうに、助けてもらえるなんて想像もしていなかった。
だけど、よく考えてみたら、大好きな漫画でも、そんな植物との繋がりの話が出てくる。
「ぼくの地球をまもって」
通称「ぼくタマ」。
この漫画で、植物と仲間の、植物にいつも助けられる主人公の名前が、木蓮^ ^
過日、その木蓮の都市緑化推進運動のポスターを偶然見つけて、とても嬉しかった^ ^
もう、30年以上前の漫画で、また、次世代の続きも始まっている漫画。
私たちは、知らなくても、木は見ている^ ^
あなたが、そっと野良猫に優しくエサを運んで、居なくなってしまったその猫を探して泣いた日のことも、
一人で、公園の木の下で泣いたことも、
嬉しいことがあって、お菓子を木の下のベンチでご褒美に食べていた日のことも、
見ている。
あなたの辛さも優しさも、喜びも見ている。
きっと、言葉は通じなくても、そっと包んでくれているような気がする。
わたしを助けてくれた、大好きなお姉さんは、その後、家庭の事情でわたしの知らない遠いところへ行った。
元気にしているだろうか、と、木蓮を見るたび思い出す。
今、これを書きながら、
そうか、木蓮や木たちに、伝言を頼めばいいのか、と気がついた^ ^
それがどうなるかの結末を知ることは、ないかもしれないけど、伝えてと頼んでみよう。
元気ですか?
あの時はありがとう。
ずっと、会いたかったよ。
笑顔でいることを祈ってます。
会えるなら、会いたいよ。
って^ ^
これを書かせてもらったおかげだ!
ありがとうございます^ ^
木はあなたを見ていて、そっと優しくあなたを包んでいる。
きっと^ ^
今日も楽しい一日でありますように。
ありがとうございます。
戸張碧月