「好きだから」を理由に行動してもいい。を許可すれば、未来は変わるよ。
「なんとなく好き。」を大事にできたら、
「なんとなく好き。」な純粋な気持ちで行動することを自分に許可できたら、
もっといろんな可能性が広がるはず、というお話しです。
好き。を大事にしていた学生時代。
わたしは、かなり自由な学生時代を過ごしてきました。
といっても、親は結構厳しい方だったので、夜中まで遊ぶ、とか、外泊し放題、とかそういうわけではありませんでした。でも、バイトで貯めたお金で、海外に一人旅に行くことは、自由にさせてくれました。
21歳で休学をし、タイで1年働くことを経験して以来、東南アジアが大好きになりました。
東南アジアにいったときの、あの蒸し暑い気候、雑多な風景、人懐っこい子どもたちやおじちゃん。いつも笑顔で迎えてくれる、お店のおばちゃん。出会う人、出会う風景、出会う雑貨たちがとにかく好きで。
日本では朝は6:30、夜は21時まで。バイトをいくつも掛け持って、貯めたお金はすべて、旅に使っていました。
日本で就職した理由。
そんな自由な学生生活を送っていた私が、日本で就職活動をした理由。
それは、それが、「正解」だと思ったから。
社会人になったら、「ちゃんとしないといけない」と思っていたから。
わたしが学生の頃は、今ほどSNSが普及している時代でもなかったので、大学を卒業したら、新卒として採用試験を受けて、そこで受かって日本の会社に行く。それ以外の方法をしている人に出会うことがなかなかできませんでした。
もちろん、アメリカ就職などの道も、ネットで検索して模索していましたが、なんとなく人と違う道にいくのが怖かったし、きっとそこまでのモチベーションがなかったんだと思います。
大学を卒業した後、みんなと同じレールを歩むことになります。
いい大人なんだから。
社会人になってからというもの、できる範囲では、好きなことをしてきました。ダンスのチームに入って全国大会に出たり、シェアハウスに入って友達をつくったり、たまに旅行にいったり。
海外に住みたい、というのは、見え隠れしていましたが、「いい大人なんだから”ちゃんとした理由”がないならいっちゃだめ」と押さえつけてきました。
だから、外的要因で、なんかどうにか、海外に住む大義名分ができないかなーなんて思ったときもありました。
大義名分があれば、ちゃんとした自分に見られる
ちゃんとした自分でなければいけない
そんな自分の中のルールが、そう思わせていたのだと思います。
「なんか好きかも。」も立派な理由。
大きな不満はない。でも、なんとなく自分がこうすべきに囚われていた時間を過ごしてきました。もちろん、楽しいこともたくさんしてきたけれど、離婚を機に、自分と向き合う中で、自分の本当の「好き」がだんだん見えてきました。
・世界中のかわいい風景を見るのが好き
・かわいい家に住みたい
・かわいい雑貨に囲まれて生きたい
だったら、かわいい街並みのヨーロッパに移住してしまおうかな。
そんな純粋な気持ちが出てきました。
でも、そこで、「いやいや、いい大人なんだから。行くなら大義名分が必要だ。どうすればいいか・・」と頭で考えていました。
こんな幼稚な考え方で、いい大人が海外に移り住むなんて、許せなかったんです。。。笑
でもそんなとき、アメリカでも起業した経験のある、50代のおしゃれで素敵な私のメンターがこんな言葉をかけてくれました。
「なんか好きかも。」で
行動していいんだよ。と。
その言葉を聞いて、
「えー!?」と私は驚きました。
自分の勝手な思い込みで、好きだけじゃ行動しちゃいけない、と思っていたから。仕事以外の理由で海外に住むなんて、許されないことだと思っていたから。
でも、わたしが心から素敵だな、と思うそのメンターのひとことで、「好きを大事にして行動していい」に許可ができるようになります。
「だって好きなんだもん」
その後、色々と紆余曲折がありましたが、
2022年夏に、ヨーロッパに移住を決めました。
「好き」という気持ちで行動していい、
大義名分なんてなくていい、
それを自分に許可できると、こんなにも幸せな気持ちになるんですね。
友達に移住の話をすると、必ずといっていいほど理由を聞かれます。
それに対してわたしはこう答えます。
「かわいいところで暮らしたくて。街並みも家の内装もすっごくかわいいじゃん!そういうところにいられるだけで幸せだから」と。
「好き」を大事に生きることは、
まわりも幸せにする。
「好き」という気持ちで行動していい、
大義名分なんてなくていい、
それを自分に許可できると、その選択ができる環境や、それをOKとしてくれる会社、応援してくれる周りの人に、「感謝」の気持ちが生まれます。
そうすると、いろんなことが好循環になっていきます。
「好き」を選択する
▼
「感謝」が生まれる
▼
「感謝」を伝えたくなる
▼
自分もまわりも幸せになる
「好き」を選択することは、
自己中心的な考え方と捉えがちですが、
私は、まわりも幸せにすること、だと思っています。
もちろん、状況によっては、すぐに叶わないこともあるかもしれません。でも、勝手に「自分の好きだけで行動することはダメなこと」と決めつけず、まわりに相談してみるといいと思います。
ちなみに、前に書いたこの記事で登場した友達は、最近、生け花のレッスンを始めたようです。すごく楽しい!!と連絡をくれました。さらに犬を家族に迎えて、とっても幸せそう。
どんなちっちゃなことでもいいので、自分の「好き」という純粋な気持ちで行動してみませんか?
なにかのヒントになったら嬉しいです!
* May(コーチ・カウンセラーのたまご。) *
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普段はIT企業ではたらく35歳。2022年夏にヨーロッパへの移住を予定。
離婚を機に心理学・コーチングなどに興味を持つ。”枠にとらわれず、のびのびと生きる”を実現したい人のお手伝いをするのが目標。自己肯定感に関する数々の本の著者でもある根本裕幸カウンセラーに師事。