スイミー

𖤘35歳での子宮頸がん☾広汎子宮頸部摘出術の記録

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𖤘35歳での子宮頸がん☾広汎子宮頸部摘出術の記録

最近の記事

子宮を失ってまで生きていたくない

A先生の説明は、非常に分かりやすく 元医療従事者の私は、非常に納得がいったし 医療ド素人の夫でも理解しやすかったようでした。 私は(夫も)妊娠を望んでいるし 広汎子宮頸部摘出術を受けたいという気持ちに 変わりはなかったのだけど 『場合によっては子宮全摘になるかもしれない』 という事実が、私にとってはとてつもなく重たく 日に日に手術を受けることが怖くなりました。 そんなある日、私は泣きながら 夫にお願いしたことがあります 「もし、手術中に全摘にしないといけないって  言

    • 広汎子宮頸部摘出術が受けられる条件

      A先生から詳しいお話を伺い 広汎子宮頸部摘出術を受けるためには 厳しい条件があることを知りました。 条件は以下の通りです ☑︎術前診断で1b1期まで ☑︎腫瘍の大きさが2cmまで ☑︎術前検査で他臓器やリンパ節への転移を認めない ☑︎腫瘍が子宮頸部にとどまっている ☑︎将来、妊娠を希望する場合 この条件を1つでも満たさない場合には 広汎子宮頸部摘出術はできなくなり 子宮全摘手術になるとのことでした また、術前検査を入念に行って 大丈夫だと思って手術を開始しても

      • 大学病院 初診日

        紹介状を片手に 某大学病院へとやってきました 大きい、人がたくさんいる 病院の中で迷子になりそう… 予約をしていたけど 時間は大幅に遅れており たくさん待ちました ようやく呼ばれて診察室へ B先生といろいろ話して 広汎子宮頸部摘出術を 希望していることを告げると 『この手術は、うちの病院では  A先生が行います。なので、この後  A先生から詳しい話があると思いますが  これは全員が受けられる手術ではなく  手術適応には、厳しい条件があります。  A先生は、この手術に

        • 子宮を残したい

          子宮を残したい!その一心で、広汎子宮頸部摘出術が できる病院を探しました 私が選んだのは 東京の某大学病院でした 円錐切除を受けた地元の病院からは 3つの病院を紹介してもらったけれど その3つの病院の中に 私が行きたいと思う病院はありませんでした なので、その3つは、全てお断りして 自分で徹底的に探して 自分の納得のいく病院に 紹介状を書いてもらうことにしました この某大学病院は 私が一度目の円錐切除を受ける時から 少し気になっていた病院でした 円錐切除術を、この某

          子宮頸がん〜どの治療を選択するか〜

          2度目の子宮頸部円錐切除術を受けた後 再び、病院を受診しました。 病理組織を診断した結果 やはり、子宮頸がんであると診断され 主治医からは、更に治療が必要であると 説明を受けました そして、治療の選択肢として 以下の3つを提案されました ①卵巣は残して、子宮全摘をする  (準広汎子宮全摘出術) ②放射線治療をする  (卵巣機能が失われるので妊娠は難しい) ③子宮と卵巣を残して、子宮頸部を広範囲に切除する  (広汎子宮頸部切除術) 私は、妊娠

          子宮頸がん〜どの治療を選択するか〜

          2度目の子宮頸部円錐切除術

          組織診断にて、癌と診断されましたが いきなり大きな手術をするのではなく その前に、もう一度 円錐切除術をすることになりました 2度目の円錐切除術は 2020年2月に行いました これで、私の子宮頸部はほとんど 無くなってしまったようなものです 今後、もし出産できるとなった場合も 早産のハイリスクになるなーと思いました そして、いろんなブログなどを見ていて 2度目の子宮頸部円錐切除を受けた人で 最終的に、子宮全摘をされている方もいて もしかしたら私も

          2度目の子宮頸部円錐切除術

          多嚢胞性卵巣症候群さんの不妊治療

          多嚢胞性卵巣症候群で不妊治療をしていた時 同じく 多嚢胞性卵巣症候群で不妊治療をし 晴れて、2児の母となった先輩に いろいろと相談していました 私にとって、不妊治療自体は そんなにつらく、苦しいことではなく 毎回ワクワクとドキドキを兼ね備えた 楽しみのひとつだと感じていました それは、私がまだ 不妊治療期間が短かったから という理由かもしれません 確かに、毎回の注射は痛いし 苦しみを伴うけれど、それよりも 未来への期待の方が優っていました そんな

          多嚢胞性卵巣症候群さんの不妊治療

          不妊治療中のがん宣告②

          最初は、自己流で タイミング法を試みました だけど、うまくいかず… なので 病院で排卵の時期を見てもらいながら タイミング法をやってみましたが それも、うまくいかず… 思いきってクリニックを変えて 不妊治療専門の婦人科で 診てもらったところ どうやら、私は 『多嚢胞性卵巣症候群』らしく 本格的な不妊治療が必要だと判明! タイミング法で授かるのは どうやら難しかったようです… 普通、不妊治療は タイミング法→人工授精→体外受精と 徐々にレベルアップ

          不妊治療中のがん宣告②

          不妊治療中のがん宣告①

          2019年4月 子宮頸部高度異形成のため 子宮頸部円錐切除術を受けて 2019年8月頃から妊活を始めました その当時 私は35歳で、夫は37歳でした 私はバツイチ(子なし)で 夫は初婚なのですが 結婚したのが、適齢期を 少し過ぎた頃で、遅めでした なので、なるべく早く 子どもが欲しいと思っていた そんな矢先に 子宮頸部高度異形成が 見つかったのでした 病院の先生は 早めに子どもをつくって 産んだあとに手術でも良い と言ってくれましたが 私は『それではダメな気がする

          不妊治療中のがん宣告①

          私、子宮を失ってしまうんだ…

          2019年の4月に 子宮頸癌高度異形成で 円錐切除を行っています。 そのフォローを定期的に してもらっていたのですが そんなある日のこと 2019年12月末 細胞診で 再度『子宮頸部高度異形成』と 診断されました え、なんで? こないだ手術したのにどうして? 何かの間違いなんじゃないの? 手術から数ヶ月しか経ってないのに… 頭の中は???でいっぱいでした そのような結果が出てしまったので 組織診(コルポスコピー)をする 必要があると言われ

          私、子宮を失ってしまうんだ…

          子宮頸がんと告げられて

          2020年1月 子宮頸部高度異形成の フォローをしてもらっていた病院にて 『子宮頸がん』であると告げられました。 このブログは 子宮頸がんと告げられてから 『広汎子宮頸部摘出術』を受けるまでの 私の記録を残したものです。 このブログを開設しようと思ったのは 実際に、私が広汎子宮頸部摘出術を 受けようと思ったときに、その情報を ネットでたくさん検索したけれど 広汎子宮頸部摘出術の情報は少なく 『知りたいけれど、わからない』 という状態に至ったことが理由です。

          子宮頸がんと告げられて