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不妊治療中のがん宣告②

最初は、自己流で
タイミング法を試みました
だけど、うまくいかず…

なので
病院で排卵の時期を見てもらいながら
タイミング法をやってみましたが
それも、うまくいかず…

思いきってクリニックを変えて
不妊治療専門の婦人科で
診てもらったところ

どうやら、私は
『多嚢胞性卵巣症候群』らしく
本格的な不妊治療が必要だと判明!

タイミング法で授かるのは
どうやら難しかったようです…

普通、不妊治療は
タイミング法→人工授精→体外受精と
徐々にレベルアップしていくのですが

私たち夫婦は、年齢的にも
タイムリミットが近づいているので

人工授精はやらずに、いきなり
体外受精をしたいと申し出たところ

先生も、私たちの考えを理解してくれて
人工授精の段階は踏まずに
体外受精をすることに決まりました

そうして、不妊治療を行い
毎日のホルモン注射にも耐え

危うく、卵巣過剰刺激症候群に
なりかけながらも、採卵を行い

結果的に17個採卵できて
10個は顕微授精、7個はふりかけ式

しかしながら
最終的に胚盤胞までいけたのは
たった1つだけでした

たった1つの胚盤胞を凍結して
では、この日に子宮に戻しましょう!
と、計画を立てていた時に

『子宮頸がん』と宣告されました

どうすれば良いか、分からなかったけど
とにかく不妊治療をしてもらっていた
クリニックに、すぐに電話をかけて

『高度異形成でフォローを
 してもらっていたけど
 今回、子宮頸がんと分かったので
 一旦、治療をストップしてください』

と、お願いしました

先の見えない長い長いトンネルに
入ってしまったような気がしました

だけれども、前に進むしかない

不安で不安で、手が震えていました

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