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世を変える唯一の方法は〇〇を手に入れること!

私が昔から好きな物語が一つあります。人間が人間である限り、心理的な見地からみても決して変わることがないだろうなと感じる物語です。

ある国があり、その政界は腐りきっていました。賄賂がはびこり、どんな悪事も、お金さえあればかき消すことができ、権力を手に入れた者に、どんなに声高に平民が声を上げたところで、すべて力によって抑え込まれるのです。

そんな中、ある一人の若者がこの国を変えようとします。

その若者はまず権力者にひれ伏し、権力者のために悪事を働き、手に入れたお金をすべて自分の出世のために使い、悪事のを重ねて、ついに権力者を暗殺し、最高の権力を手に入れたのです。

その最高の権力を手に入れた若者は、次に何をしたのか?

彼が行ったのは、今までまかり通っていた賄賂を一切廃止にし、腐敗しきった政界を一新したのです。

こうしてその国は権力ではなく、民によって平和な国となったのです。

今の日本は国を変えようと声を高くする者がたくさんいます。

だが、この世には表に決して出てこない権力者がいます。

声を大きく張り上げ、今の政界や世界がおかしいと叫んだところで、このような権力者には馬耳東風です。

逆に声を高く上げて叫んでいる者が声を高く上げれる状態自体が、本当の権力者にとって都合がいいのです。

でなければ、とっくその者はこの世から抹消されています。

本当に世のなかを変えたいなら、必要なのは声を張り上げることではありません。

どんなに汚い手を使っても「権力」を手に入れることです。

そこで初めて、本当に「世の中を変える」力を手に入れることができます。

世の中をにぎわせている「声を上げる者」は、あくまでも権力者の手のひらの上で許された範囲で行動しているに過ぎないことを、よく認識しておく必要があります。





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