みずほ銀行のシステム障害で思い出した本

またみずほ銀行のシステム障害が発生しましたね。

サービス利用者からすれば、「どうなってんの?」
サービスを利用してない人が傍から見ても、「どうなってんの?」という疑問が出てきますよね。

私はIT・デジタル業界で働いている立場なので、障害のニュースを聞いた時は、みずほ社内の対応を想像するだけで、胃が痛くなりそうです。
(社員さん徹夜してるのかな。。)

今回の障害を聞いて、前に見た本を思い出しました。

本は読まなくても大丈夫です。IT業界の人でないとどうしても、用語や背景理解が難しいので。。。

私は、みずほFGの社員でも、みずほ銀行の利用者でもないので、批判も擁護もするつもりはありません。

ただ、IT業界でない方にお伝えしたいのは、

1.みずほ銀行のシステム統合は4,000億円以上かけて、日本IBM、日立、富士通など名だたるIT企業が苦労して作ったシステムだということ。
(苦労しないと作れないほど複雑だった)
2.そして、3つの銀行のシステムを統合することが難しすぎて、大規模すぎて、システム開発が1冊の本になってしまう程、業界的には有名だということです。

サービス利用者からすれば、しっかりサービス提供してくれよ、と思うのが当然ですが、みずほ銀行にはシステム統合でずっと苦労してきた歴史があることも知っておいてください。

「困難な歴史をくぐってきたのね。。。」と同情する気持ちも出るかもしれませんし、
「銀行同士の事情なんか知りません。もっとユーザー視点になれよ」という考えになるかもしれません。

いずれにしろ、苦闘の歴史があったということは知っておいてください。

本を見なくても、概要や他のレビューだけを読んでみても面白いかもしれません。

システム担当者の方、夜も眠れぬ日々を送っているかも知れませんが、頑張って障害対応してください。。。

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