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質VS量

質を求めるか。量を求めるか。
はたまた両方をとるか。

今日は質か量かというお話し。

あなたはどっち派?

質を求める

突然だが『QOL』という言葉をご存知だろうか。
人生の質」、「生活の質」などと訳されることが多く、私たちが生きる上での満足度をあらわす指標のひとつでQuality of Lifeの略。

僕たちの生活自体にも質を求める、今はそんな時代らしい。

質は悪いよりも、良い方が、きっと良いんだろう。

それはなんとなくわかる。

例えば同じ金額のサービスや商品(以下プロダクト)があったとしよう。

A粗悪品 B良質

どちらを購入するだろうか。

あえてAを選ぶ人はそんなにいないだろう。
価格が同じなら、もちろんBを選ぶに違いない。

消費者の立場であれば質つまりクオリティを優先しても
問題はなさそうだ。

一方で自分が提供をする側になって考えてみたい。

今日の本題はここからだ。

例えばどんなことでも初めての経験や
スタートをしたばかりの「駆け出し」の時期がある。

この時期に提供できるプロダクトのクオリティは
当然のように高くはない。

言ってしまえば「粗悪品」だw

世の中は良い質を求めている。
だから一生懸命に質を上げようと努力する。

でもちょっと考えて欲しい。

どうしたら質は向上するのかを。

量を求める

その一方で相反する考えとして君臨しているのが
「量」だ。

質ではなくて量を求めよ!というあれだ。

世の中は質を求めているから、
質の悪いものをたくさん出しても意味がない!という声が聞こえてくる。

果たして本当にそうだろうか。

例えば、よーいどんでAさんとBさんが
全く未経験のチャレンジを始めるとする。

グラフィックデザインにしよう。

Aさんは…

とにかくクオリティを上げよう!と
1つの作品にこだわり、時間をかけ、何度も修正して
1ヶ月経ってようやく完成をさせた。

これが1作品目だ。


一方Bさんは…

最初からいい作品なんか知識も経験もないからできやしないよね、と
いろんな作品をとにかく作ることが大切だと、1つの作品に何日もかけず
5日で1作品、1ヶ月で6作品を仕上げた。

こんな調子でそれぞれ2人はデザインを続け
1年がたった。

単純計算だが
1年でAさんが作った作品は1×12=12作品
Bさんは6×12=72作品

さて、ここで問題です。

1年たった二人のどちらかにデザインを頼むなら
AさんBさんどっちに頼みたいですか?

またその答えの理由はなんですか?

答え合わせはいらないよね?


量は質を超える

質ばかりを求めて量が減ってしまうと、
圧倒的に作業量や行動量が減る。

さらにいうと、質ばかりを求めていると
その分、失敗も少なくなる。

失敗が減るならいいじゃん!と思う人もいるかもしれないが
これが質を求めることの最大のデメリットだと思う。

なぜかって
失敗からしか学べないことhたくさんあるからだ。

量をこなす中で経験する失敗は、成長には欠かせないエッセンスだと
僕は考えている。

失敗から学び、次に活かす。

この経験を積み上げることが、質を上げる最短ルートだと思う。

だから質ばかりを求めるのはかなり危険なのだ。

大量行動できなかったあの頃

数年前、行動したくても行動できない時があった。

だからその時はなんとなく質を向上させよう!みたいな
雰囲気があったと思う。

以下に効率よくやるか、みたいなね。


でももうそんな時期も終わった。

なのにいまだにその感覚をひきづっている人が
ぼちぼちいるような気がする。

別にそれは構わない。

でもどんな時でも、結局大量行動に勝るものは何もない。

SNSの普及で、すぐに成果を出せる!とかたった何ヶ月で!
みたいな広告や発信を見すぎて、行動するというところから
目を逸らしている人も少なくないんだと思う。

リールを月に1本だけ投稿する人と、毎日投稿してる人。

3ヶ月くらいすると明らかに質に差が出てくる。


毎日投稿しているから、もちろん再生数やフォロワーも増えていく。


質を求める人にこの話をすると返ってくる返答は

「質の低い投稿をあげても意味がないじゃない」とか」
「もっとスキルがついてから」とか返ってくる。

うん。

いつあがんのあんたのクオリティ!!!!?w

やりもしていないで、どうしたら上手くなるの!

大谷翔平は全く素振りもせずにホームラン打ってるの???

んなわけ!


きっと小さい頃から人の倍、何十倍、何百倍素振りしたんでしょう!
知らんけどw


そんな言い訳、ごたくは海に捨て

とっととやれよ!と三年前くらいの僕に言ってやりたい。


あ、すいません。
過去の僕の話でしたw


だからこそわかる。

行動が全て。質なんて、
後からついてくる。きっとそう。


こうやって毎日くっだらないけど
文章を打っていれば、来年の今頃は

もっとおもろい記事を書けるようになっているはずだ。

誤字も
減っているだろう。(気配はないがw)


楽しみにしていてくれ、
大量行動のその先にどんな未来が待っているか。

その日は必ずやってくるから。


あ、ちなみに誤字は僕は悪くないよ。
予測変換が悪いんだよ。勝手に変換しやがって。


はい、言い訳です、すいませんw

おしまい

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