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就活学生に贈りたい、就活をバリバリ乗り切ることができる10のコピー(嘘あり)

就活をしているみなさん、こんばんは。
今は時期的に就活に苦しんでいる人がいたり、まだ就活をしていないが不安を抱えている学生の方は多くいると思います。
このノートでは2年前に社会人となり、その後転職活動まで行った私(就活失敗してね?)が、いろいろなアドバイスもどきを書き残してまいります。

不安を解消したり、不安を爆増させたりしていってください。はじめます。


①テンプレから脱しろ!!


インターネットを見ていると、自己PRや志望動機のテンプレがたくさん転がっております。とりあえず履歴書を作る時はテンプレの書き方を参考にしてもいいかもしれませんが、ほとんどテンプレのままでの提出は危険です。

テンプレ文章ってめちゃくちゃわかります。相手は履歴書を見る事に特化した人事部のサラリーマンです。テンプレ文章を見る事に慣れすぎています。そういう目に改造されているそうです。
故に、テンプレ文体をほとんど触っていないというのは書面上での印象を残すことが難しいです。中身で良いことを書いていても、しっかり読んでもらえなければそれまでです。

なので、自分が強調したいことがハッキリしたら一度文章を作り直してみることをお勧めします。
ここもっと話を聞いてみたいな」と思わせるような部分を作っておくと面接時の回答も用意しやすいのでお勧めです。突飛すぎる文章を使うのはだいぶ博打なので内容がスカスカな時は避けるのが吉と出ております。


②履歴書の盛り方は1.3倍


履歴書に書く内容って盛りたくなるんですよ。気持ちはわかります。
研究の成果とかレポートの評価は特に盛りたくなるものなんですが、盛りすぎには注意が必要です。盛る時は1.3倍!これを絶対に忘れないでください。

盛った内容って思い入れがないので自分の記憶に定着し辛いです。
その結果、面接時に具体的に話せなくなってプチパニックに陥ることが多いです。流石に自分で書いている内容を具体的に説明できない就活生は印象が悪くなってしまいます。

盛る時のコツは友達とかゼミ生の優秀なエピソードの一部を持ってくることです。印象に残った他人のエピソードを自分のものとして組み込んでしまえばそれは「現実 リアル」です。自分を騙しましょう。ここで習得したってあんまり大声で言わないでください。あと失敗しても自己責任です。


③靴は柔らかいのを買おう


就活って体力をめちゃくちゃ使います。
このご時世でも、最後は対面がいいという企業は多いので色んな所へ出向く機会は多いです。

デザインなどを重視して硬い靴を買ってしまうと、足がパンパンになっていきます。正直、面接官も靴は一瞬しか見ないか一瞬も見ないので、犬のうんちょっちょ踏んだり、泥だらけになっていなければ歩きやすさ重視の靴がいいです。


④ネクタイむずい


私は実はネクタイがほとんど結べないまま社会人となりました。
では、どうやって面接などに臨んでいたか、便利なネクタイがあるんです。

大きめなブランドの紳士服店に行くと置いてあると思いますが、結び目が作られた状態のネクタイが売ってあります。結び目が大きく、オシャレで上手い結び方で固定されているのでそれに首を通して締めればバッチリきまった就活生の完成です。

このネクタイの弱点は、内定者同士の飲みあいなどに参加した時にネクタイを外せないことです。外す際には緩めて首をくぐらせるという、なんともお恥ずかしい姿を披露することになります。

今はオンラインがメインでいいね!!


⑤資格を信じるな


就職活動に資格は有利、というのは微妙なところです。
理由は簡単で企業が重視していないからです。

経団連は2018年に企業を対象に「選考にあたって特に重視した点」の調査を行っていますが「資格」という項目はそもそも出てきません。

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一番がコミュニケーション能力、次に主体性、となっています。

この調査からわかることは、
企業が知りたいのは「その学生の集団内での動き方」が重視されているということです。

私も社会人を経験する中で知ったのは、企業は学生が入社後に資格を取得すればいいと考えていることです。実際、資格取得に手当を出す制度が多くの企業にあります。企業説明会などでそういう制度があるか聞いてみてもいいと思います。

資格をとっていることは決してマイナスではないので、選考の際には資格を保有していることだけをアピールするのではなく、資格を持ったことでの独自の体験や資格取得に向けた努力なんかをアピールできるとええかもしれません。


⑥選考は見られるだけでなく見てやる場所


一般的な企業の面接は
応募→書類選考→面接(2~3回)→内定
という流れです。SPIがある企業もあったりしますね。急に中学受験みたいな問題をやらされるのは何故なんでしょうかね。個人的にはSPIは嫌いです。やる人は頑張ってください。コツは無心です。しらんけど。

その選考の過程で学生が企業から評価を受けるわけですが、学生も企業を評価することができます。

方法は簡単で「企業が学生にどういう態度で接しているか」というものです。

時代など関係なく、学生を一人の人間として大切に扱えていない企業は体質として問題がある可能性が大きいです。その学生が選考によって不採用になったとしても将来的に顧客になるかもしれないということが想定できていないわけですから、想像力が足りていない役員や人事部ということになりますね。

そんな所はこちらから願い下げです。
面接での態度、メール等の文章や返信頻度、人事の言葉遣いなど、注意してみることで企業の内側が少しずつ見えてきます。自分のことだけでも大変だとは思いますが、相手側に目を向けることにもトライしてみてください。


⑦面接前はダッシュや


どういうことやねん、とお思いの方もいらっしゃるでしょうが聞いてください。

運動部だった方は経験があるかと思いますが、大事な試合の前にはウォーミングアップをすると思います。筋肉の動きを柔らかくしたり、心拍を前もって上げておくためですね。

そう、心拍数を上げるんです!!

面接は緊張するんですよ。必然的に心拍数が上がります。急に心拍数が上がって、頭が真っ白になってしどろもどろになってしまった経験が私にもあります。

一度、遅刻ギリギリになった私は駅から選考会場まで走ったことがありました。息も整わない中、臨んだ面接は意外と好感触で喋りも好調でした。後から考えてみるとほとんど緊張していなかったのです。

ということです。はい、みんなダッシュ。


⑧過度なマナーはいらない


たびたび話題になるのがマナーですね。実際に社会人になっても様々な場面でマナーがつきまといます。本当に必要なのか疑問符がつくようなマナーまでネットやテレビで紹介されていることも多いです。

多すぎるマナーに不安になる方もおられるかと思います。マナーや敬語に絶対の正解はありませんが、大事なのは感謝の気持ちがベースになっているということです。

自分のために時間をとってもらった相手に感謝をする、丁寧な対応をしてくれた相手に感謝をするという気持ちが動作に現れたものがマナーだと思っています。

私が実際に仕事をする中で、この人は丁寧な人だなと思う時は、マナーをしっかり守っているのを見た時ではなく、言動に心がこもっているなと感じるときです。

社会経験のない学生に多少のマナーの間違いがあることは人事も承知しています。そのために入社後のマナー研修などがあるのです。
行動に余裕をもって、感謝を持っていればそれが相手に伝わるはずです。

変なマナーよ滅びろ!!


⑨一次面接は最終面接への下準備


会社規模が大きな企業になるほど面接が複数回に渡ることが一般的なものだと思われます。
そういった場合はよく人事から
「一次面接はフランクな感じで、二次面接は人事採用係の者と、最終面接は人事部長と営業部長との面接になります」
といった説明をされます。

この「一次面接はフランク」というワードに安心して、なんの準備もせずに一次面接を受けることは大損です。むしろ一次面接はチャンスと捉えるべきです。

選考を管理するのは全て人事部なので、一次面接から印象の良い学生は情報が伝達されます。フランクな雰囲気の中で、積極的に自己PRや志望理由を語れる学生は「積極性があり真面目である」という印象をもって人事部内に共有されます。こうなれば半分勝ったようなもんですね。

その状態で、人事部の方に「求められる人物像」とか「今の自分(学生)に足りていないもの」を聞いてそれを参考に自己PRなどを修正していくと最終選考にパーフェクトな状態で挑めます。

私の体験でも、二次選考までのやり取りで内定がほぼ確定していたということを伝えられたことが何回かありました。最初がもしかしたら一番肝心かもしれません。


⑩風邪ひくなよ

健康が一番。就活に限らず、無理せずにファイトです。


以上、いろいろ書きましたが、何よりも大事なのは楽しむことだと思います
なかなか、人生がかかった場面で楽しむのも難しいかもしれませんが、いろんな企業の役員のおっさんと喋るチャンスがある期間て唯一ぐらいですからね。いろんなおっさんと喋ってみてもらいたいです。会社の役員なんかっつってもしょうもないおっさんもいたりします。そんな経験を楽しんで、友達とのおしゃべりのネタにしてやるのもいいかもしれません。

企業の大小や業種に限らず、やりがいを持って働ける場所を見つけることが就活のゴールやと個人的には思っています。


あと、僕は二度、選考を受けている企業の企業名を書き間違えた状態で履歴書を出しています。それでも内定貰いました。内定蹴りました。そんなもんです。気負わずにいきましょう。おわり。




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