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【ゼネラルコントラクターART】TODA BUILDING APK PUBLIC Vol.1 2024/11/2 Sat. ~ 2026/3

アーティゾン美術館の隣にあるTODA BUILDING。
数年前に建て替えが始まり2024年11月2日オープンだったそうだ。
初日に足を踏み入れたことになる。
なんかすごい野次馬になった気分でこれはこれで面白い。

さて、旧戸田建設ビルは取り壊す前にアートイベントを行っていて話題になっていた気がする。調べたら2019年の話だった。もう5年も前だ。

建設展

現代美術展

という訳で5年後の2024年TODA BUILDINGとして新たなスタートとなった。

2F  APK PUBLIC

現在はエントランスで「APK PUBLIC」と題し、小野澤峻、野田幸江、毛利悠子、持田敦子の作品を2026年まで展示中。

概要

「APK PUBLIC」は、新進アーティストやキュレーターによる都市の風景を担う大規模な作品発表の場として、TODA BUILDINGの共用空間を活用し、更新性のあるパブリックアートを展開するプログラムです。来街者やオフィスワーカーが日常的に作品のある空間を体感し、クリエイティビティが刺激されることで、視野の拡張をもたらし日々の生き方や働き方を豊かにしていくことを目指します。

TODA BUILDING公式サイトより


お隣で個展中の毛利悠子氏の作品をはじめ、空間が映える作品などなど。

2階の展示空間
毛利悠子氏 
地震模型がモチーフとのこと



野田幸江氏のフィールドワークから生まれた作品群が良かったな。

植物図鑑かな
瓦礫。旧戸田建設の破片かな。
路上は面白い。


一度更地に近い状態になっているこの場所。この付近にあった雑草や瓦礫。
ほっとくとすぐ草が生えるこの国。おもしろいな。

3階ギャラリーフロアを見終えた後、2階を見渡す。




展示期間は長期間なのでこの辺りにまで来たらふらっと寄ってみる良いかもしれない。
デッキ部分には椅子もあったり、いつもと反対側の風景、アーティゾン美術館側をみることができる。

いつもアーティゾン側から見ていた風景を反対側から見る。あ、あちらがわにも似たシルエットの人がいる。


3F  ギャラリーが軒を連ねる


3Fにはギャラリーコンプレックスと題し老舗〜新進ギャラリーが集約されている。

オフィスフロアっぽさ



タカ・イシイギャラリー 京橋
小山登美夫ギャラリー 京橋
Yutaka Kikutake Gallery(京橋)
KOSAKU KANECHIKA

ホワイトキューブ、オフィスの一角という雰囲気だが、様々な作品を扱うのだからこれでよいのだろう。

因みに、この3Fギャラリーコンプレックスへは正面入口からでなく、アーティゾン美術館側にある入口から入るように案内された。ややわかりにくい。

今回は小山登美夫ギャラリーで杉戸洋氏の作品が見れた。でっかいレモン。

あははは
この素材感は好き



お隣のYutaka Kikutake Gallery(京橋)では杉戸さんの美術予備校時代の師匠、奈良美智氏の作品も。杉戸さんと奈良さんについてはこちら。



Yutaka Kikutake Gallery(京橋)入り口。右手1番奥といったらいいか。
青い香りが充満する空間だった。


1F   Gallery & Bakery Tokyo8分 


東京駅から8分だから8分

ギャラリー兼ベーカリー。
今をときめく友沢こたお氏の個展を開催していた。
ただイートインスペースと作品が異様に近い箇所があって、なんだかちょっと大丈夫かな、誤ってコーヒーぶっかけないか心配になる。

サバのトマト煮サンドと紅茶のクイニーアマンとカフェオレでお昼にしたが、どれも美味しかった。写真?取る前に平らげてしまった。
久々にバターたっぷりのパン生地を食べたけれど、うまいなぁ。

再開発は進めど区画は変わらず

八重洲口、京橋周辺、こうして再開発が進んでいる。けれども道は真っ直ぐ貫かれていて街ごと刷新という雰囲気はなく。あまり表情は変わらないなぁとも思う。
それは日本橋高島屋だったり、明治屋の古い建物がまだ残ってるからか。
それとも元々がビルだった所にもう一度ビルを建てても街の印象があまり変わらないのか。
それともこの辺の以前をさほど知らないだけなのか。

以前、母とこの道を歩いた時は都電の話が出てきたのでそれぐらい昔から馴染みがあると流石に変わっているのだろうけども。それでも高島屋が建物も場所も変わらずあるので、かろうじて方向感覚が保たれてるらしい。
元昭和の丸の内?銀座OLを誘って、またこの辺を散歩できたら面白いかもしれない。




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