30代前半男性のための男性育休の真実:1ヶ月の体験と感想
こんにちは、ろくです。
今日は育児休暇を取得して1ヶ月の体験について記載します。
簡単な自己紹介ですが、私も妻も30代前半で、東京在住、このたび第一子(男の子)が生まれましたので、育児休暇を1年間取得して、最初の1ヶ月を自宅で過ごしました。
育児休暇を取得すると決めたのは、下記の動機からです。
①妊娠・出産と妻に大きな負担がかかるので、生まれたら少しでも力になりたい
②子供が一番成長する貴重な0歳から1歳の大切な時期を見届けたい
③新卒から10年目を迎え、一度職場を離れ、まとまった時間をとって、人生を見つめ直したい
取得にあたり、最初は上司や同僚のなどの周りの目が気になりましたが、(男性で1年間育児休暇を取得するのは、社内で私が2人目?)
事前の調整と引き継ぎを経て、取得することができました。周囲からは「貴重な機会だから思い切って取得してね」といった声が多く、温かく送り出していただけました。
取得してみてまだ1ヶ月ですが、とても良い経験・時間を過ごせましたので、現在、取得するかどうか悩んでいる方には、是非とも取得することをお勧めしたいと思います。
さて、育児休暇中の1日はどのように過ごしたでしょうか。具体的には下記の通りです。
7時半 起床、朝食
8時〜9時 ミルク→ゲップだし→おむつ替え→寝かしつけ→哺乳瓶洗浄
9時〜11時 掃除、洗濯
11時〜12時 ミルク→ゲップだし→おむつ替え→寝かしつけ→哺乳瓶洗浄
13時〜14時 昼食
14時〜15時 自由時間①
15時〜16時 ミルク→ゲップだし→おむつ替え→寝かしつけ→哺乳瓶洗浄
16時〜17時 自由時間②
17時〜18時 入浴
18時〜18時半 夕食作り
18時半〜19時半 夕食
19時半〜20時 沐浴
→妻就寝、地獄のワンオペタイム開始
20時〜21時 ミルク→ゲップだし→おむつ替え→寝かしつけ→哺乳瓶洗浄
22時〜23時 自由時間③
23時〜24時 ミルク→ゲップだし→おむつ替え→寝かしつけ→哺乳瓶洗浄
24時〜26時 自由時間④
→妻起床、交代
26時〜8時 睡眠
妻とシフト制で育児をしました。最初は慣れないことの連続で、戸惑うことや、うまくいかないこと苦労しましたが、毎日同じタスクをひたすらと繰り返すなかで、徐々に慣れ、上達していきました。
新生児は3時間おきの授乳(1日計8回)と1日約10回のおむつ替えがあります。
自由時間は案外とれましたが、赤ちゃんがグズれば、あやす必要があるため、細切れで少しずつといった感じです。
自由時間中は、本を読んだり、YouTubeをみたり、今までやりたいと思っていたが、できていなかったことなどに時間を割くことができ充実した時間を過ごせました。
赤ちゃんの成長の瞬間を見逃さず、見れた喜びは計りしれません。
目が開くことができるようになってきた、眉が濃くなってきた、手を握ってくれるようになった、笑顔をみせるようになったと、
一日一日、しっかり成長する姿をみることができたのは幸せでした。
一方で夜泣きは本当に辛いものでした。赤ちゃんは自分でうまく寝ることができません。妻が就寝し、ワンオペタイムが始まったくらいから、
夜泣きがはじまり、抱っこしても、手を握っても、子守唄を歌っても、何をしてもギャン泣きと、肉体的にも精神的にもを擦り減らすこともありました。
家族の絆が深まったエピソードとしては、
オムツが替えをするときに妻と協働で、片方が足を押さえて、片方が拭いていたとき、赤ちゃんが”ぷぷぷ”とオナラ、つい夫婦で大爆笑してしまいました。
妻と一緒にいる時間が増え、苦楽をともにしたことで、妻との絆も深めることができました。
育児休暇1か月を終えて感じることは、赤ちゃんの成長は著しいということ、
そして毎日毎日懸命に生きる我が子をみて、今この瞬間を大切にして生きていくことの大事さを痛感しました。自分は先のことばかり考えていて、今この瞬間に集中していないなと。。。
まだ育児休暇を取得して1ヶ月あまりではありますが、とてもプライスレスな経験をすることができました。
時間を巻き戻すことはできません。赤ちゃんはどんどん成長していきます。その瞬間を見逃さないためにも、男性性育休の取得をお勧めしたいと思います。
今後も継続的に育休を取得しての実態や感情の変化などを記事にしたいと考えておりますので、男性育休の実態に興味のある方は、ぜひフォローといいねをいただけますと幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。