山口周『プロジェクトマネジメント』の読書メモ
こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。
今回は、好きでもないし苦手だったので後回しにしていたプロジェクトマネジメントを勉強するか、と思って読んだ本のメモです。
本当にメモなので、ちょっとでも興味がある人は、実際に本を買って読むことをオススメします!すごく勉強になることの多い本でしたし、数日で読み終わることができます。
山口周『プロジェクトマネジメント』の読書メモ
「何か不安なこと、懸念はあるか」を聞く。
「やったこと」ではなく、その時点での仮説や結論を述べる。
「何のために?」を明確にして、言葉で伝える。
一見、目的っぽい手段が多い。①ビジョン、②数値目標、③「とにかく楽しもう」などの少し緩い目標、を設定する。
大きなプロジェクトほどリスクは小さくする。
宇宙ロケット開発では、廃れた保守的な技術しか使わない。「プロジェクトを通して、具体的にどのように成長したいか?」を聞く
期待値調整が大切。最初に低い期待値を設定し、徐々に上げて最後に期待値を超えるのが理想。
上位マネージャーほどサプライズを嫌う。
できないことや懸念は、思った瞬間にまず報告する。メンバーはリーダーに心配事や懸念を思ったより言わない。
「時間」「コスト」「品質」がトレードオフの関係にある。
メンバーの行動に対するフィードバックは、時間が短いほど効果的。
メンバーへの伝え方(レベル別)
- ①「目的」「何を達成したいか」だけを伝える。
- ②それに加えて、「自分ならこうやる」も伝える。
- ③具体的な行動も伝える。「慕われ」と「恐れられ」のバランスを保つリーダーが良い。
時にはピリッとさせるべき。「嫌われること」を恐れない。
現状を変革するリーダーは、必ず嫌われる。
「敵がいないリーダー」などあり得ない。
「嫌われること、妬まれること」は、賞賛の裏返しであると捉える。場をコントロールするためには、一番初めに話す。内容は何でも良い。
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