六地蔵

web事業会社でのwebディレクター/UXデザイナー5年目。 ちょうど新人とは言えなく…

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web事業会社でのwebディレクター/UXデザイナー5年目。 ちょうど新人とは言えなくなった頃なので、これまでのスキル・思考法の棚卸しも兼ねてnoteにまとめていこうと思います。 web・IT系企業に興味がある文系就活生、webディレクター1年目の方はぜひ参考にしてみてください。

最近の記事

今からGASの知識をつける必要はない。むしろ、、

こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、GASの知識ゼロだけどchatGPTを使ったら何とかなるというお話。 GASというのは、エクセルでいうところのマクロってやつだと思います。Google Apps Scriptの略で、Googleが開発したプログラミング言語。コレを使えば、Google系のサービス(GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Gmailなど)を用いた作業を自動化できてしまうのです。 例えば、Googleアナリテ

    • 「何の指標を見ればいい?」を考えるのが分析

      こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、よくメンバーから質問される「何の指標を見ればいいか分からないんですが、、」ということについて考えてみたいと思います。 何の指標を見ればいいか分からない???webディレクターとして仕事をする中で、定量データを分析する機会は多くあります。 webサイトは、かなりの量のデータが取れるため、その行動データを元に仮説を立てたり、施策の評価をするからです。 データ分析は、メンバーからマネージャーまで、どんな役職の

      • マネジメントするジャネラリスト、マネジメントされるスペシャリスト

        こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、いくつになってもマネジメントしてくれ〜って感じの人もいれば、1年目でも自分がマネジメントするぞ!って人もいるよね〜という話をしたいと思います。 そんな事を考えた理由としては、webディレクターとして開発部やデザイナーをマネジメントする時、結構な割合で「自分の快適な環境にしてくれー」って人がいるなーと感じているからです。 自分の所属するチームやプロジェクトに対して、マネージャーに「何とかしてくれー」と言っ

        • 会社からのミッション以外でやりたい事を見つけよう

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 本日は、会社から与えられるミッションには全然関係ないところでもやりたい事を見つけた方がお得、という話をしたいと思います。 ミッションを一生懸命やる、というのも大事だけど、、、会社員として働く以上、会社からコレをやってくださいと言われて渡されるミッションがあるかと思います。 それは必ずしも、ひとりひとりのやりたい事やキャリアに沿っているわけではなく、あくまで会社の事業計画上必要な業務の割り当て。 もちろん、会社

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          webディレクターがSQLを使いこなすには?

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、webディレクターがSQLを使いこなすために必要なことを書いていきたいと思います。 webディレクターがSQLをマスターするには?まず、webディレクターにはどこまでSQLの知識が求められるでしょうか? それは、基本的にデータの取り出しまで、です。 SQLとは、データベースのデータを取り扱う言語です。例えば、Amazonの商品一覧ページはデータベースにある商品情報を取得して表示しているため、SQLでデー

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          企画を実現するにはデータを添えて

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、企画を実現したいならデータを添えるべき、というお話をしたいと思います。 企画が通らない理由webディレクターとして働く人は特に、自分で考えた企画を提案して通す、という場面がよくあると思います。これは、クライアントに対してもそうですし、社内の上司に対しても同じことです。 自分がやりたいマーケティング施策やwebサイトへの変更を実施したいのなら、まずは企画して、それを通さないといけません。 しかし、最初は

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          webディレクターが作るワイヤーフレームとは何なのか?

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、webディレクターが作るワイヤーフレームとは何なのか?について書いていきたいと思います。 ワイヤーフレームとは、情報優先度の指示書である僕は、webディレクターが作成するワイヤーフレームとは、「情報優先度の指示書」だと考えています。 webディレクターは、一番ユーザーやプロダクトに精通している人であり、そのwebディレクターがwebサイトの情報の優先度を決めるべきだと考えています。 実際に、webデ

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          山口周『プロジェクトマネジメント』の読書メモ

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、好きでもないし苦手だったので後回しにしていたプロジェクトマネジメントを勉強するか、と思って読んだ本のメモです。 本当にメモなので、ちょっとでも興味がある人は、実際に本を買って読むことをオススメします!すごく勉強になることの多い本でしたし、数日で読み終わることができます。 山口周『プロジェクトマネジメント』の読書メモ「何か不安なこと、懸念はあるか」を聞く。 「やったこと」ではなく、その時点での仮説や結論

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          陰キャが成長するには読書しかない

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、陰キャが成長するには読書しかないやん!という話をします。 ※僕は友達が少なく、休日も誰かといるよりもひとりで居る方が好きなタイプ、いわゆる陰キャに属する人間です。 ビジネスパーソンとして成長するには?ビジネスパーソンとして成長して、どんどん面白い仕事を獲得したり、年収を上げていったりするにはどうしたらいいのでしょうか? これは、自分よりもかなり先を行く人物に稽古を付けてもらうしかないと思っています。

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          仕事の大きさと裁量はトレードオフ

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、仕事の大きさと与えられた裁量はトレードオフの関係だな、と改めて気づいたお話と、これってつまらない仕事のリフレーミングに使えるなと思った話をします。 仕事の大きさと与えられた裁量はトレードオフの関係まず、仕事の大きさと裁量はトレードオフという話です。 これはつまり、大きい仕事ほど関わる人が多く、また決定権も偉い人が握っているため、ひとりひとりのプレイヤーの裁量は小さい。 反対に、小さい仕事ほど裁量が与え

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          webディレクターに必要なデータ分析の3ステップ

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、webディレクターの必須業務であるデータ分析をする際に必要な3ステップを解説します! webディレクターに必要なデータ分析の3ステップとは?ステップ① 必要なデータ"だけ"を集める まずは、データ集めるところからデータ分析は始まります。 そんなことは当たり前なんですが、ここで重要なのは必要なデータだけを集めること。不要なデータは、絶対に持ってこないことです。 データ分析を依頼すると、真面目な人ほど色々

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          仮説なきUI変更は、効果が出ない

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 本日は、webサイト改善着手後すぐに陥りがちな問題について考えてみたいと思います。 仮説なきUI変更は、大抵効果が出ないこれは私の経験則ですが、仮説なきUI変更は大抵うまくいかないです。 「仮説なしでUI変更なんてしないでしょ」 と思われる方もいるかもしれませんが、過去に成功体験のあるベテランほど、仮説なきUI変更を提案しがち。 その根底にあるのは、 「以前、別のサイトでやったら上手くいったから、こっちのサイ

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          webディレクターは「見立て力」が大事

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、webディレクターは「見立て力」が大事、というお話をしたいと思います。 「見立て力」とは?「見立て力」とは何かというと、推定効果を算出する力のことです。 例えば、LPのデザインを変更したい!と企画した際、「どれほどのコストに対して、どれほどのリターンがあるのか」を想定することが、「見立て力」です。 施策の優先度を立てるためにも、スケジュールを立てるためにも、ディレクション業務には「見立て力」が付き物です

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          webディレクターはまず成果物を作るべし

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、webディレクターに必要なスタンスである「とりあえず成果物を作ること」について書きたいと思います。 webディレクターはとりあえず成果物を作るべきwebディレクターに必要なスタンスとして、「とりあえず成果物を作る」ことが必要だと考えています。 どういうことかというと、何か指示された時にどうすればいいか見当が付かないことがあります。これは誰しも経験することですが、web業界では毎年新しいモノが生まれるため

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          「やらない方がいいのでは?」も立派な提案

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、「やらない」という提案から始めてみては?というテーマで、新人が自分の意見を通すコツについて考えてみたいと思います。 自分の提案を通してナンボ仕事たるもの自分の意見を通してナンボ、と考えています。ビジネスパーソンとして、組織で働く以上、何でもかんでも自分の思うがままとはいけませんが、いつまで経っても上司や先輩が言われたことをやる、というのは退屈過ぎますし、会社にとっても存在価値がありません。 そのため、新

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          webディレクターに必要なリーダーシップを学べる本

          こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。 今回は、webディレクターに必要なリーダーシップを学べる本として、『採用基準』(伊賀泰代・著)をオススメしたいと思います。 リーダーシップは、1年目でも必要!「リーダーシップは、リーダーやマネージャーという肩書きの人に必要なもの」 そう思っている人も多いのではないでしょうか?かく言う私も、この本を読むまではそう思っていました。 しかし、そうではない!というのがこの本で一貫しているスタンスであり、私がこの本に変え

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