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マネジメントするジャネラリスト、マネジメントされるスペシャリスト

こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。
今回は、いくつになってもマネジメントしてくれ〜って感じの人もいれば、1年目でも自分がマネジメントするぞ!って人もいるよね〜という話をしたいと思います。

そんな事を考えた理由としては、webディレクターとして開発部やデザイナーをマネジメントする時、結構な割合で「自分の快適な環境にしてくれー」って人がいるなーと感じているからです。

自分の所属するチームやプロジェクトに対して、マネージャーに「何とかしてくれー」と言ったり思ったりする人は、完全にマネジメントされる側のスタンスです。

反対に、「自分で何とかしていくぞ!」と思って行動する人が、マネジメントする側のスタンスだと考えています。

よく会社の文句を飲み会で愚痴る人がいますが、この行動はマネジメントされる側の行動です。自分で何かを変えようという気持ちも行動力もない代わりに、その変革を誰かやってくれーという他力本願だけがあるのです。

そこまでマイナスではなくても、上司に「もっとこうしてほしい」「ああすべきだ」と言う人がいます。
コレ自体は全く悪い事ではないと思うのですが、言ってばっかりで自分で何かをしようとか、自分が協力できる事はないかという観点が欠けている場合も、それはマネジメントされる側の行動と言わざるを得ません。

これは「スタンス」の話なので、経験年数やスキルは全く関係ありません。
「マネージャーや上司、会社がやってくれー」という態度ではなく、自らの組織を自ら変えていこうとする姿勢の話です。

これは完全に主観ですが、いくつになっても受け身でマネジメントされる側のスタンスを持つ人はスペシャリストに多いな〜と感じています。

僕は、webディレクターとして働いているのですが、プログラマーやデザイナーなど、スペシャリストとして働く人の方が、「こうやってほしい」「もっとこうすべき」という割に、具体的な行動を何もしてくれなかったり、特に何か提案があるわけではないというケースが多い気がしています。

この前、経験年数10年以上のエンジニアが、「定例の日時を変更してください」と依頼してきました。理由は、その日自分のミーティングが多いから、とのこと。

もちろん、定例の日時を変更することくらい何ら問題はないのですが、そんな自己都合の要望の場合、普通は日時の提案くらいしない??と感じてしまいました。

その定例は参加人数が多く、マネージャークラスも出席するため、日時調整が簡単ではありません。
「別に重複しているわけでもないのに、その日ミーティングが多くて大変ってだけで、私が日時調整しないといけないの!?」と心の中で愚痴りました。

めちゃくちゃ小さい例でしたが、これもこのプロジェクトやチームに対して、自分が能動的にマネジメントするスタンスなのか、受動的にマネジメントされるスタンスなのかで、行動が分かれる好例だなと思いました。

みなさん、マネジメントされる側として働きたいですか?それとも、マネジメントする側として働きたいですか??
どちらのスタンスの人が、労働市場において有利だと思いますか???

これは肩書きがマネージャーだとか言う話ではありません。あくまで、「スタンス」の話です。

では、みなさまお疲れ様でした。六地蔵でした。

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