人生に迷ったときの行動指針――「自分を見つける」ための5ステップ
今日は、私が迷ったときに行う5つのステップを簡単に説明してみます!
1. はじめに――「人生の迷子」は誰のせいでもない!
突然ですが、「今のままでいいのかな?」って思ったこと、ありませんか?
キャリア、恋愛、人間関係…人生にはいくつもの分岐点があり、「迷子」になるのはむしろ自然なことです。
そんな時、ついつい今の不満を環境や周りの人のせいにしたくなっちゃいますよね。これは悪い事ではなく、とても自然なことです。人間の脳ってそのように出来てますので安心してください。笑
でもここでちょっと待ってください。迷子になるって、必ずしも悪いことじゃないんです。むしろ、「自分の地図」を描き直すチャンス!この記事では、そんな迷子状態から抜け出すための行動指針を5つお伝えします。安心してください、これを読めば「迷い」に押しつぶされることはなくなります!
2. まず、「人生の迷子」に陥る理由を知ろう
人生に迷うのは、こんなときに起こりがちです。
・ 目の前の選択肢が多すぎる
・ 自分が何をしたいのか分からない
・他人と比べてしまう
これ、心理学的には「選択のパラドックス」や「認知的不協和」が原因と言われています。
簡単に言えば、「選べない」自分を責めたり、他人のキラキラした人生に目を奪われて、自分の選択を正解だと思えなくなるんですね。
ここで大事なのは、「迷うのは成長のサインだ!」と捉えること。
だって、迷うってことは、現状を変えたいと思っている証拠ですから!
そう、あなたの脳が成長したがっている証拠です。
3. 人生の迷子から抜け出す5つの行動指針
① とりあえず「全部書き出す」
頭の中に溜まったモヤモヤを整理するには、紙とペンが最強の武器!
・今の自分が気になっていること
・ 将来どうなりたいか
・迷っている理由
これをひたすら書き出すと、自分が本当に気にしていることが見えてきます。 ちなみに、何を書けばいいか分からない人は「なんとなく嫌なこと」でもOK。
書いているうちに、「嫌なこと」を裏返すと「自分が求めていること」に気づけます。
ここでのポイントは紙とペンで自分の手で書き出すこと。そして目視で読み直したり、声に出して読んでみたりすると尚良しです。
PCやスマートフォンに文字を打つよりもスッキリ整理されます。
なぜかというと、人間の脳には様々な機能があります。
言語を扱い、論理的思考をする機能、自分の中から感情を沸き立たせるのは左脳。
対して五感を扱い、他社の感情を読み取る事を得意とするのは右脳。
迷っているときに、スッキリ整理するには左脳と右脳を両方使ってアウトプットとインプットを行う事で、より明確に言語化し、しっかりと認識する事が出来ます。
② コンフォートゾーンを広げる
迷子になっている原因のひとつは、「今の自分の枠」に囚われていること。
例えば、同じ人間関係、同じ仕事、同じ環境…。
同じ習慣、同じ行動の中で繰り返すことはある意味でとても安全です。
ですが、その『安全』の中が苦しくなったとき、敢えて「いつも」の枠から外れた行動を行ってみることも大切です。
ここで一歩、いつもと違う行動を取ってみましょう。
・新しい趣味を始めてみる
・普段行かないエリアを散歩する
・普段あたりまえと思っている事でも相手に「ありがとう」と言ってみる
私は3つめの「ありがとう」を言葉に出すことは意識してやっています。
コンビニの店員さん、スーパーの店員さん、仕事で関わりのある相手、家族、パートナー・・・
これにはもう一つ理由がありまして、「感謝するのは大事だよ」と、言いたいわけではありません。(いや、大事なんですけど。)
本当に誰でもいいです。迷っている時や悩んでいる時にはとっても自分の感情に意識が行きがちです。そんな時に、無理にでも相手の行動に意識を向ける。
強制的に意識を自分からズラしてみると、少し客観的になれて、行動を変えやすくなったりもします。
こうした「小さな挑戦」の積み重ねが、あなたの世界の見方を広げ、選択肢を増やしてくれます。
③ 「やらないことリスト」を作る
迷子の人ほど、「これもやらなきゃ」「あれも試してみたい」と欲張りがちです。
そこで「やらないこと」を決めてみましょう。
例えば:
・ 一日スマホを家に置いて行ってみる
・不要な付き合いに時間を使わない
・SNSの見すぎで落ち込むのをやめる
そうはいっても難しいよ~と思いますよね。わかります。習慣の変更は抵抗を感じるものです。
ここでお伝えしたいのは、日常の行動習慣や日頃の癖の中で、
やらないことを決めると、自然と「やるべきこと」がクリアになります。
④ 信頼できる人に相談する
迷子状態での一人旅はしんどいもの。
自分のことを分かってくれる友人、メンター、コーチに相談してみましょう。
大事なのは「答えを求めすぎない」こと。相手は解決策ではなく、新しい視点をくれる存在だと考えてください。
あくまで答えを持っているのは自分自身だと思う事が大切です!
⑤ 自分のペースを取り戻す
何よりも大事なのは、「迷う時間」も大切にすること。
迷いながらも行動を少しずつ積み重ねていけば、自然と答えは見つかります。
「うまく考えられない」と思う時は、やるべき事だけ5W1Hに当てはめて考えて、決めていくと良いです。
焦らず、自分らしく進んでいきましょう!
4. その問題、本当に問題ですか?
最後に、これだけは覚えておいてください。
迷っているときって、実は「問題ではないこと」を問題だと思い込んでいることもあります。
例えば:
・ 他人と比べて「自分には価値がない」と思い込む
・誰かの期待に応えなきゃとプレッシャーを感じる
・ 完璧じゃないとダメだと思う
・出来ない理由を探す
でも実際には、これらはあなた自身の人生やあなたの幸福にとっては大したことじゃないかもしれません。
だからこそ、一歩引いて考えてみましょう。「これ、本当に自分にとって重要?」と。
5. まとめ――迷子も旅の一部
迷いは成長のサインであり、新しい自分を見つけるチャンスです。
この記事で紹介した5つの行動指針を試しながら、少しずつ「自分の地図」を描き直していきましょう。
迷ったときは、一旦深呼吸して、自分を責めずに「小さな一歩」を大事にしてくださいね。
迷子であっても、その旅路の先にはきっと素敵な発見が待っていますよ!