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子どもの「学習意欲」って何か掘り下げてみた-我が家の「グランプリ」活用方法-

学習意欲ってなんだろう?

「子どもたちの学習意欲を高めることが、確かな学力をはぐくむ上でもとりわけ重要な視点であると言えよう。」学習指導要領にこう書かれている。

先生や保護者からは言われなくても分かっているという声が聞こえてきそうだ。子ども達の学習意欲を高めることが出来たらどんなに良いだろう。自ら興味を持って、主体的に学ぶのが、理想的な姿だ。しかしながら、これがなかなか難しい。

我が家では、娘は一応、毎日学校と塾の宿題はしている。しかし、彼女の目当てはその後のSwitchでのゲームの時間だ。ゲームというアメがあるから宿題をこなしているのだ。果たしてこれは学習意欲が高いと言えるのだろうか?

国内外の研究資料、個人的な経験を基に、そして、我が子も学んでいる暗算学習アプリ「そろタッチ」を例に学習意欲とは何かともう少し掘り下げて考えたのが下の図である。

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先の例で言うと、娘の学校や塾の宿題に対する学習意欲は「アメ/ムチ」の段階である。残念ながらSwitchで遊ぶという報酬がないとやらない。一方で、そろタッチへの取組みはもう少し学習意欲が高い。息子は「罪悪感/誇り」の段階かもしれない。何となく父親が仕事でそろタッチに関わっているということを感じているのに加え、保育園で他の子より計算ができることが嬉しいらしい。

親としては、子供達が少しづつ、次の段階へ学習意欲を高めていくことを願っている。学習が楽しいから毎日自然にやるようになってほしい。しかし、特に、幼児や低学年の子が、自ら学習に意義を見出し、ある分野でクラスで一番だからとか、楽しすぎるから毎日継続するんだという状況になるのは容易ではない。

ゲームとしての「グランプリ」

では、子供達の学習意欲を一気に「興味/楽しい」の段階まで高める方法はないのだろうか?

ゲームの要素を取り入れることが一つの方法だと思う。

我が子達があれだけ夢中になっているSwitchのスマッシュブラザーズは、能動的に参加できて、相手と対戦をして、スコアを競い、勝ち負けがあり、何度でもやり直せるから楽しい。

そろタッチは子供達が夢中になるゲームの要素や仕組みを活かすゲーミフィケーションの考え方を取り入れている。そして、毎月最終日曜日には「グランプリ」という全員参加型の(ゲーム)イベントを開催している。

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「グランプリ」は世界中のそろタッチ学習者を対象に、毎回2000名もの子どもたちが参加、レベル別に分かれ、暗算対決ゲーム「よーいドン!」をオンラインで競いあっている。同じレベルの子供達同士がランキングを競うことで、ゲーム感覚で楽しめるので、子供達の学習意欲が高まる。

普段の自宅学習で学習意欲を高めるのはなかなか難しいが、我が家では「グランプリ」に参加することで一気に「興味/楽しい」まで高めることが出来ている。

次回のグランプリは、5/30(日)開催される。

そろタッチが取り入れているゲーミフィケーションについてはこちらの記事で詳しく書いている。「そろタッチ」には子ども達の学習意欲を高める仕掛けがたくさんある。

そろタッチ公式HP: https://www.sorotouch.jp/

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