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休校期間中に学びを継続してくれた救世主「そろタッチ」

「保育園はこれから休園になります」

それは保育園からの突然の電話から始まった。感染者が出たためにすぐに休園にするとのことだった。

近くの園や学校ではちらほら聞いていたが、まさか息子が通う保育園でもとは。。我が家は、共働きであり、狭い部屋の中でなんとかスペースを確保して仕事している状況。これから1週間、年長の息子がおとなしく過ごしてくれるなど望むべくもない。

思い出したのは2020年3月から5月までの一斉休校だったあの時期。当時、小学1年生だった長女、年少だった長男が自宅で過ごすことになった怒涛の日々である。

共働き家庭ゆえ、一番の心配は仕事と子どもたちの世話が両立できるか。次に生活リズムを保てるのか、そして、自宅で学習の継続ができるかということであった。

ありがたいことに、民間教育機関が一気に舵を切り、様々なデジタルコンテンツを提供してくれていた。その中で、長女の目標を持った学びを継続させ、生活のリズムを安定させてくれたのが「そろタッチ」だった。

毎日、学校に行っていた時間に起床して、そろタッチで学習する。ミッションをクリアするともらえる早起きマークがモチベーションになっていた。振り返ると、休校という非常事態の中で、ステージクリアの目標に向けて、むしろ平時以上にそろタッチ学習で暗算力を向上させることができたのはこの時期だったのだ。

今、この休校期間が学力に及ぼした影響は様々な場所で検証されている。「令和3年度 全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」においては、休校の長さと学力には相関がなかったとの調査ある一方で、学力格差が広がったとの指摘もある。また、個人的には小学生で「将来の夢や目標を持っていますか」という質問に対し「当てはまる」と答えた割合が前回の2019年度から5.7ポイント減少したことが気になる。これは、学校での行事が中止になったことで目標達成する機会が減ったことも要因として挙げられている。

さて、あれから2年近く経ち、今度は弟の番だ。前回の一斉休校ほどの長い期間とは想定していない。しかし、いつ休園が明けるのか、はたまた延長されるのか不透明である。

息子には休園中、「学びを継続する、生活リズムを整える、目標を見失わない」この3つのことを目標に、そろタッチに取り組む日々となることを期待している。

また、息子はネット生だが、そろタッチの教室ではWeb授業が行われているようだ。教室に物理的に集まらなくても、暗算を通してつながり、みんなで楽しむことができる。お友達とのふれあいが制限される環境下においても、いつもと変わらない場所があることは子どもたちにとっても親にとっても心強い場所になりそうだ。

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