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【大矢 紀】日本画作品など 査定 鑑定 買取 致します

『折々の花: 大矢紀画文集』は、1991年11月に日本放送出版協会(NHK出版)から刊行された画文集で、著者は日本画家の大矢紀氏です。本書は、NHKの園芸番組『趣味の園芸』の表紙を飾った72点の装画と、それぞれに添えられたエッセイで構成されています。

◎大矢 紀: 日本画作品

大矢紀(おおや のり、1936年2月11日生まれ)は、新潟県与板町(現・長岡市)出身の日本画家であり、「生命の胎動」をテーマに、山岳風景や花鳥静物を描くことで知られています。彼の作品は、雪山や火山などの壮大な自然を題材に、自然の息吹や生命力を感じさせる独特の作風が特徴です。

1954年、18歳のときに前田青邨と兄弟子であった平山郁夫に師事し、日本画の道を歩み始めました。翌年の1955年には、第40回日本美術院展覧会(院展)に「石神井川」を出品し、初入選を果たします。その後も院展への出品を続け、1970年の第55回院展では「北辺」で奨励賞と白寿賞を受賞し、以降同賞を12回受賞するなど、数々の賞を受けています。

1976年には、第61回院展で「北岬」が日本美術院賞(大観賞)を受賞し、その実力が広く認められました。また、1979年には紺綬褒章を受章し、以降計7回の受章歴があります。さらに、1984年には第3回日本美術院奨学金(前田青邨賞)を受賞し、2005年には再興第90回院展で「煌」が文部科学大臣賞を受賞するなど、その芸術性は高く評価されています。

彼の作品は、外務省や文化庁、各地の美術館に収蔵されており、国内外で高い評価を受けています。例えば、1971年の「浅間」や1972年の「皐月」は外務省に買い上げられ、1972年の「北の湖」は文化庁に収蔵されています。また、足立美術館には「西方山湖」が所蔵されており、その美術的価値が認められています。

教育者としても活動しており、日本美術院の評議員やNHK文化センターの講師、川崎市文化財団の理事などを務め、後進の育成にも尽力しています。また、川崎市市民文化大使や長岡市名誉市民、五泉市観光大使として、地域文化の発展にも寄与しています。

彼の作品は、故郷新潟の厳しい自然環境の中で育まれた感性が色濃く反映されており、自然の持つ生命力や美しさを独自の視点で表現しています。そのため、観る者に自然の息吹や力強さを感じさせるとともに、繊細な美しさも兼ね備えています。

近年では、2020年に神奈川県文化賞を受賞し、2024年には令和5年度日本芸術院賞(絵画部門)を受賞するなど、その功績はますます顕著となっています。これらの受賞は、彼の長年にわたる芸術活動と日本画界への貢献が高く評価された結果といえます。


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