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【金昌永】 油彩 キャンバスに砂・油彩 査定 鑑定 買取 致します

『金昌永 Kim, Chang-Young: Sand Play』は、1992年にHan Il Galleryから刊行された図録で、韓国語と英語の二言語で記載されています。この図録は、アーティスト金昌永の作品集であり、彼の独特な砂を用いたアート作品が収録されています。金昌永は、砂をキャンバスに貼り付け、その上に油彩で陰影を描く手法で知られており、彼の作品は実体とイリュージョンの境界を探求しています。

◎金昌永の芸術

金昌永(キム・チャンヨン、1957年生まれ)は、韓国・大邱市出身の現代美術家であり、砂を用いた独自の作品で知られています。1982年に来日し、東京芸術専門学校在学中に日本の抽象芸術の先駆者である斉藤義重と出会い、砂を使った作品制作を開始しました。

彼の制作手法は、キャンバス上に韓国の黄土を糊付けし、その上に油彩で陰影を描くというものです。この技法により、立体的な砂浜が出現したかのようなリアルな感覚を鑑賞者に与えます。砂には痕跡が残っており、まるで直前に何かが存在していたかのような印象を与え、観る者の想像力を掻き立てます。

金昌永の作品は、実際の砂とリアルに描写された砂の痕跡によって、実体とイリュージョンの錯覚を呼び起こし、虚構と現実を混在させた世界観を提示しています。この独特の手法は、視覚と触覚の両方に訴えかけ、鑑賞者を異世界へと誘います。

彼の作品は、日本国内の公共空間にも設置されています。例えば、都営地下鉄大江戸線の牛込神楽坂駅の改札内には、彼の作品「SAND PLAY 005」が展示されています。この作品は、駅舎のデザインコンセプトである「地層」に合わせて制作され、何種類もの砂を薄く重ねて塗り込んだ上に油彩で影を表現しています。立体的に見えるが、リアリスティックに描かれた平面作品です。

金昌永の作品は、国内外で高く評価されており、ソウルやシンガポールなどでも個展や展覧会を開催しています。彼の作品は、砂という素材を通じて、時間や記憶、存在の痕跡といったテーマを探求し続けています。


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