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【片岡球子】 リトグラフ他、 版画各種 査定 鑑定 買取 致します


『片岡球子 全版画集 KATAOKA Tamako The Complete Prints』は、文化勲章受章の日本画家・片岡球子(1905年~2008年)が生涯に手掛けた版画作品を網羅した決定版の作品集です。本書は阿部出版から2023年12月1日に刊行されました。  片岡球子は、日本画制作と並行して、1964年頃から本格的にリトグラフ制作を開始し、生涯で116点(刷違いを含めると118点)のオリジナル版画を制作しました。本書では、これらのオリジナル版画全点を最新情報とともに紹介しています。さらに、これまであまり知られてこなかった作品や、生前に作家自身が監修した複製版画、没後に遺族が監修した複製作品も収録されています。 

◎片岡球子のリトグラフ:人気シリーズについて

片岡球子(1905年~2008年)は、鮮やかな色彩と大胆な構図で知られる日本画家であり、その独創的な作風は多くの人々を魅了しています。彼女のリトグラフ作品も高い人気を誇り、特に以下の作品が注目されています。

1. 「めでたき赤富士」

片岡球子の代表作の一つである「めでたき赤富士」は、縁起の良い赤富士を大胆な色彩と構図で描いています。画面いっぱいに描かれた迫力ある富士山は、観る者に強烈な印象を与えます。この作品は、リトグラフとしても制作され、多くのファンに愛されています。

2. 「富士に牡丹」

「富士に牡丹」は、富士山と牡丹の花を組み合わせた作品で、片岡球子の独自の美的感覚が表現されています。鮮やかな色彩と力強い線描が特徴で、リトグラフ版も高い人気を誇ります。

3. 「富士に献花」

この作品は、富士山に花を捧げる情景を描いており、片岡球子の富士シリーズの中でも特に評価が高いです。リトグラフとして制作され、その独特な色彩と構図が多くの人々を魅了しています。

4. 「面構 足利尊氏」

片岡球子の「面構(つらがまえ)」シリーズは、歴史的人物の顔を独自の解釈で描いた作品群です。その中でも「面構 足利尊氏」は、力強い表現と独特の色彩感覚で人気があります。リトグラフ版も制作され、多くのコレクターに支持されています。

5. 「面構 北斎の娘おゑい」

この作品は、葛飾北斎の娘であるお栄を描いたもので、片岡球子の独創的な視点が光ります。リトグラフとしても制作され、その独特な表現が高く評価されています。

6. 「裸婦」シリーズ

片岡球子は80歳を目前にして裸婦をテーマにした作品を多く制作しました。これらの作品は、落ち着いた色彩と幾重にも重なる線で描かれ、彼女の新たな挑戦として注目されています。リトグラフ版も存在し、多くのファンに愛されています。

片岡球子のリトグラフ作品の魅力

片岡球子のリトグラフ作品は、彼女の独特な色彩感覚と大胆な構図を忠実に再現しています。リトグラフ技法により、オリジナルの日本画の質感や色彩が高い精度で表現されており、手軽に彼女の作品を楽しむことができます。また、リトグラフは複製画でありながら、限定数で制作されることが多く、コレクターズアイテムとしての価値も高いです。

片岡球子のリトグラフ作品は、美術市場においても高い評価を受けています。特に、富士山を題材にした作品や「面構」シリーズは人気が高く、オークションやギャラリーで高値で取引されることが多いです。作品の保存状態やエディションナンバー、サインの有無などが市場価値に影響を与える要素となります。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E5%B2%A1%E7%90%83%E5%AD%90#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%3AKataoka_Tamako_bijutsu-techo_1962204.jpg

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