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【香月泰男】油彩 査定 鑑定 買取 致します
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◎香月泰男の富士
香月泰男(1911年生まれ)は、日本の洋画家として知られ、特に第二次世界大戦後のシベリア抑留の体験をもとにした「シベリヤ・シリーズ」で高い評価を得ています。このシリーズは、57点の油彩画から構成され、戦争の悲惨さや人間の苦悩を深く描写しています。
香月の作品には、シベリア抑留をテーマにしたもの以外にも、多彩な絵柄が見られます。戦前から戦後初期にかけては、少年や少女を描いた作品が多く、逆光を浴びてシルエットとなった人物像が特徴的です。これらの作品では、実在感を失った人影が独特の雰囲気を醸し出しています。
また、戦後の一時期には、台所の風景や動物、植物など、身近なモチーフを明るい色調で描く作品も手掛けており、「厨房の画家」とも称されました。これらの作品では、日常生活の一コマが温かみのあるタッチで表現されています。
しかし、1950年代後半からは再びシベリア抑留の体験に向き合い、「シベリヤ・シリーズ」の制作を本格化させます。このシリーズでは、黒と黄土色を基調とした暗い色調や、木炭を混ぜた特殊な油絵具を用いるなど、独自の技法が特徴です。作品には、荒涼とした風景や人々の苦悩が描かれ、戦争の悲惨さと人間の尊厳を深く問いかけています。
香月泰男の作品は、その多様なテーマと独特の表現手法により、戦後日本の洋画界において重要な位置を占めています。彼の描く絵柄は、個人的な体験と普遍的な人間の感情を結びつけ、多くの人々の共感を呼び起こしています。
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