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【清宮質文】 木版画各種 査定 鑑定 買取 致します

『また来ん春…』は、詩人・中原中也の詩と、版画家・清宮質文の作品を組み合わせた詩画集で、2002年2月に玲風書房から刊行されました。本書は、A4変型判(260×223mm)の上製本で、全66ページにわたり、中也の詩28篇と清宮の画29点が収録されています。

◎清宮質文の芸術

清宮質文(せいみや なおぶみ、1917年生まれ、1991年没)は、日本の木版画家として高い評価を受けています。彼の作品は、静物や風景を題材にした詩情あふれる作風が特徴であり、独自のブルーを基調とした幻想的な表現で知られています。清宮は、東京美術学校(現・東京芸術大学)で油彩画を学びましたが、戦後は木版画に専念し、独自の技法と表現を追求しました。

彼の作品は、版画の複製性よりも造形性を重視し、1枚あるいは数枚しか刷られていないものが多く、その希少性から市場で高い評価を受けています。特に、「キリコ」「夕日と猫」「山上の湖」などの作品は、数十万円から数百万円の買取相場がつくことがあります。

清宮の作品は、国内外の美術館で所蔵・展示されており、その芸術性と独自性が再評価されています。2017年には生誕100年を記念して、群馬県立館林美術館で「深く澄んだ世界を求めて 清宮質文と版画の魅力」展が開催されました。

また、2018年には茨城県近代美術館で大規模な回顧展「生誕100年 清宮質文 あの夕日の彼方へ」が開催され、木版、水彩、ガラス絵など191点が展示されました。

清宮の作品は、詩的で静謐な世界観が多くの人々の心を惹きつけ、現在でも高い人気を誇っています。その独特な色彩感覚と技法は、他の木版画家とは一線を画し、コレクターや美術愛好家からの支持を集めています。

彼の作品を売却する際には、版画買取の実績が豊富な業者に依頼することが重要です。また、作品の保存状態も評価に大きく影響するため、適切な保管方法を心掛けることが推奨されます。清宮質文の木版画は、その芸術的価値と市場での人気から、今後も高い評価を維持し続けると考えられます。

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