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【馬場彬】 ミックストメディア 査定 鑑定 買取 致します

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馬場彬
ミックストメディア


◎馬場彬の木版画

馬場彬(ばば あきら、1932年6月22日生まれ)は、戦後日本の現代美術を代表する抽象画家の一人であり、その独特な作風で多くの人々を魅了しました。東京都新宿区上落合に生まれ、1955年に東京芸術大学美術学部油画科を卒業しました。卒業後は美術団体に属さず、同年に開設されたサトウ画廊の相談役を務め、1956年には同画廊で初の個展を開催しました。

1960年、第12回読売アンデパンダン展に「作品(肖像の主題による)」を出品し、注目を集めました。同年、第4回シェル美術賞展では「作品No.1」から「作品No.4」を出品し、3席を受賞。さらに、1962年の第5回シェル美術賞展では「作品1」で1席を受賞するなど、その才能が高く評価されました。同年、吉仲太造や村上善男らとともに「集団アルファ」を結成し、第1回展を開催。翌年には第2回、第3回展を開催するなど、精力的に活動を続けました。

馬場の作品は、グレーを基調としたモノトーンの背景に、有機的な形が調和する独特のイメージが特徴です。このスタイルは、作家自身の背後にある虚無感や喪失感を反映しており、透徹した目で外界と自己を見つめる姿勢が感じられます。その結果、辛口のユーモアやエロスをまとった簡潔な形が表出し、強い表現力を持つ作品として多くの人々を魅了し続けています。

国際的な舞台でも活躍し、1974年にはサンパウロで開催された「コスモス《セリグラフによるイメージの実験》展」に参加。1977年にはモスクワ国際美術展に出品するなど、海外でもその才能を発揮しました。また、1980年には横浜市民ギャラリーで大規模な回顧展「馬場彬展」が開催され、これまでの画業を振り返る重要な展覧会となりました。

1989年、秋田市にアトリエを移転し、創作活動を続けました。その後も「スペースコンセプション展」などに出品し、1998年には秋田市文化会館で「馬場彬展」が開催されるなど、晩年まで精力的に活動を続けました。2000年3月19日、いん頭がんのため秋田市の自宅で逝去。享年67歳でした。

馬場の作品は、東京国立近代美術館や文化庁など、多くの美術館や機関に所蔵されています。

馬場彬図録 東邦画廊 1985年

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