
【織田廣喜】油彩 査定 鑑定 買取 致します

◎織田廣喜の芸術
織田廣喜(おだ ひろき、1914年4月19日生まれ、2012年5月30日没)は、福岡県嘉穂郡千手村(現・嘉麻市)出身の洋画家であり、独特の幻想的な作風で知られています。彼の作品は、哀愁を帯びた女性像や幻想的な風景描写が特徴で、多くの人々に親しまれています。
幼少期を碓井村(現・嘉麻市)で過ごした織田は、1929年に碓井尋常高等小学校高等科を卒業後、家計を支えるために陶器の絵付けや菓子店勤務、郵便局員など様々な職業に就きました。その後、地元の画家・犬丸琴堂の指導を受け、1932年に上京。日本美術学校絵画科に入学し、大久保作次郎や藤田嗣治、林武らの指導を受けました。
1939年に同校を卒業し、翌年の第27回二科展に「未完成(室内)」を出品して初入選を果たします。戦後の1946年には、第31回二科展に「黒装」を出品し、二科賞を受賞。1950年には二科会会員に推挙され、その後も精力的に作品を発表し続けました。
1960年、初めてフランス・パリを訪れ、サロン・ドートンヌに出品するなど、国際的な活動を展開。パリの風景や人々を題材にした作品を多く制作し、その幻想的で詩情豊かな作風は高く評価されました。1968年には第53回二科展で内閣総理大臣賞を受賞し、1971年には東郷青児賞を受賞。同年、パリのエルヴェ画廊で初の個展を開催しました。
晩年には、1995年に日本芸術院賞・恩賜賞を受賞し、日本芸術院会員に選ばれました。また、故郷である碓井町(現・嘉麻市)に1996年、碓井町立織田廣喜美術館(現・嘉麻市立織田廣喜美術館)が開館し、彼の作品を常設展示しています。2003年にはフランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを受章するなど、その功績は国内外で認められました。
2012年5月30日、心不全のため98歳で逝去。没後、従四位に追叙されました。織田廣喜の作品は、現在も多くの美術館やコレクターに所蔵され、その独特の美的感覚と詩情豊かな表現は、多くの人々に感動を与え続けています。


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