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【藤森静雄】 版画 / 木版 査定 鑑定 買取 致します

藤森静雄
各種木版画


◎藤森静雄の木版画

藤森静雄(ふじもり しずお、1891年8月1日生まれ)は、日本の版画家であり、特に木版画の分野で重要な役割を果たしました。福岡県久留米市出身の彼は、白馬会原町洋画研究所で学び、東京美術学校(現・東京藝術大学)予備科西洋画科に進学しました。在学中の1914年、恩地孝四郎や田中恭吉とともに、木版画と詩を融合させた同人誌『月映(つくはえ)』を刊行しました。この作品集は、日本の近代美術史において珠玉の作品と評価されています。

『月映』は、心の内面を静かに映し出す作品集として知られ、藤森の木版画はその中で独自の存在感を放っています。彼の作品は、詩的で象徴的な表現が特徴であり、当時の美術界に新たな風を吹き込みました。特に、1915年に制作された『亡びゆく肉』や『瞳』などの作品は、彼の内面的な探求と独特の感性を示しています。

東京美術学校を1916年に卒業後、藤森は福岡で中学校の教師として勤務しながら、版画制作を続けました。1922年には『詩と版画』の同人となり、詩と版画の融合を追求しました。また、1937年からは日本版画協会の常任理事・事務を担当し、版画界の発展に寄与しました。

藤森の木版画は、詩的な感性と技術的な熟練が融合した作品として評価されています。彼の作品は、福岡市美術館や和歌山県立近代美術館などに所蔵されており、近年では『月映』の刊行から110年を記念した特別展が和歌山県立近代美術館で開催されるなど、再評価が進んでいます。

藤森静雄の木版画は、詩的な表現と技術的な探求が融合した作品群であり、日本の近代版画史において重要な位置を占めています。彼の作品は、今なお多くの人々に感動を与え続けています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%A3%AE%E9%9D%99%E9%9B%84#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Fujimori_selbst.jpg

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