【後編①】Twitter挫折経験者でも大丈夫!Twitterを今度こそ継続できる秘訣
㈱ログシーのキャリアコンサルタント&広報担当の鈴木さくらです。
常々「Twitterはサードプレイスだ」と思っている私が「家と職場以外の第三の居場所」程度に気軽に捉えていた「サードプレイス」について改めて調べてみたところ、サードプレイスという概念は意外と奥深いことが判明し、サードプレイスたるものには8ヶ条があった・・・!という前編はこちらからどうぞ。
採用やブランディング、マーケティング等を目的に仕事でTwitterを活用している人がぐんと増えた今。とくにベンチャー企業ほど、会社から社員メンバーに「Twitterをやれー!」と言われている方も多いのでは(まあ弊社では、トップダウンで「やれー!」ほどではないですが、メンバー全員個人アカウントを持ってゆるゆると?活用しています。フォロワーキングの代表はちょっと不満そう?)。
そのため義務感からTwitterを活用している方も多いのではないでしょうか。ただ、いくら必要とはいえ義務感からでは長続きがしないものですよね。
この記事は、主にTwitterを仕事で活用している人を対象に、今よりもっとTwitterライフを楽しくして、挫折せずに継続できるTwitterとの付き合い方について書いていきます。
さて、ここでサードプレイスたらしめる8ヶ条のおさらいを。
1)中立地帯
2)平等主義
3)楽しい会話が主たる活動
4)アクセスしやすい設備と協調的な環境
5)常連と新参者
6)健全で受け容れる態度と姿勢
7)明るく、機嫌がよくなる
8)第2の家
では、ここからひとつずつの条件がどうTwitterを楽しく継続することにどう紐づくのか、そして、各条件が具体的にどのようにTwitterで活用できるのか、その方法も兼ねてお伝えしていきますね。
「Twitter挫折しそうだー!」という方ほど、どうぞ参考になさってみてください。
1)中立地帯
サードプレイスの構成者は義務感からそこにいるのではない。彼らは、経済的、政治的、法的に縛られることなく、喜んでやってくる。個人が思いのまま出入りができ、もてなすことを要求されず、全員が心地良く寛ぐことができる。
いきなり出てきてしまいました笑、「義務感からそこにいるのではない」と。Twitterは義務感からやるのではなく、喜んで活用する、ということですね。でなきゃ、継続は難しいです。
「個人が思いのまま出入りができ」るということは、自分の使いたい時間帯に気兼ねなくフォロワーさんたちのツイートを見て、自分のツイートをすることができるってこと。
たしかにTwitterがにぎわう時間帯はありますよね、朝7~8時の通勤時間帯とか、仕事が落ち着いた20時~22時とか。でも、基本的にはツイートしたい時間帯にすればいいんです(と、楽しく継続するためにあえて言い切ってしまおう)。(ちなみに、弊社代表のツイートタイムはたいてい23時以降です。1時過ぎのときもあります。代表は夜型)
フォロワーさんを「もてなすことを要求されず」ということは、Twitterを仕事で活用しているからといって、とりわけ他者に対して強要される“振舞い”は基本的にはないということです。
ただし、「全員が心地良く寛ぐことができる」ということが重要。仕事で活用しているならば多くはいらっしゃらないと思いますが、ツイートが不平不満や誰かへの批判悪口など毒出しになってしまっては、「全員が心地良く寛ぐことができる」が叶いません。
Twitterは突発的にツイートできてしまうからこそ、フォロワーさんの気持ちになって、それをしないように心がけたいものです。もしも衝動的にネガティブツイートを打ち始めたら、いったんそれを下書きへ保存して、後で読み返すことをおススメします。
失敗談とかやっちまった話はいいと思いますが、ネガティブツイートに傾いたら140文字という限られた文章の最後には、必ずポジティブエンディング(ポジティブに終わる前向きな言葉で締める)を心掛けること。そうすれば、「全員心地良く寛ぐことができる」が叶いますね。
2)平等主義
サードプレイスは、個人の社会における地位に重きを置かない。経済的・社会的地位は意味がなく、ありふれていることが許容される。サードプレイスでは参加するために、何も必要条件や要求がないこと。会員など制限はなく、あまねく人々が入ることができる。
「個人の社会における地位に重きを置かない」平等主義、いいですねー!
Twitterではユーザー名前やプロフィールに肩書を入れている方が多いですよね(〇〇代表とかCEOとか)。リアルでは、直接面識のない会社の社長に突然気軽に声を掛けることはなかなか難しいですが、Twitterでは肩書に関係なく気軽にリプライや引用ツイートができちゃいます(もちろん失礼のない振舞いで)。これがTwitterのものすごくすごいところだなあと個人的に感じています。
たとえば、
こんな風に、先日私がHR界隈では著名な立教大学の中原先生のツイートを引用させていただいたところ・・・
中原先生から引用リツイートのお返しがあり、ひとり歓びに浸っておりました笑(私は中原先生のファンなのです。なんて言うとだいぶ軽く聞こえますが、ブログはいつも楽しみに読み、ご著書もいくつも愛読。とくに『企業内人材育成』はバイブルです。社内教育に関わる未読の方、おススメ)。
リアルでお会いできない方にも「会員など制限はなく、あまねく人々が入ることができる」Twitterでは、アポなしでお会いでき(た気になれ)ちゃう。そして、経済的・社会的地位に関係なく、その方とコミュニケーションが取れちゃう。
リアルでは不可能なことがTwitterでは可能になる・・・ということを考えると、また違ったポジティブな見方での活用ができるのではないでしょうか。
3)楽しい会話が主たる活動
遊びココロや楽しい会話がサードプレイスの活動のメインである。会話のトーンは気軽で活気があり、ユーモアやウィットに富み、優しい遊びココロは高く評価される。
家でも職場でもない自分だけの第三の場所がサードプレイスならば、やっぱり「遊びココロや楽しい会話」ができればうれしいですよね。
活気があるところに人は集まりたくなります。その活気は、他でもないツイートをする本人による「遊びココロや楽しい会話」を展開することによって生み出すことができます。
たとえばこんな感じ。
このツイートにこんなリプをして
そうしたら
というユーモアに富んだリプを返してくれました(よくこんな画像を見つけたな!というかこんな看板ほんとにあるの?!と爆笑しましたが、この方はツイートは真面目に、リプには笑いを散りばめる方で、画像の遊びゴコロが素晴らしいです)。
仕事でのTwitter活用でもこんなユーモアやウィットが入っていると、楽しくなりますよね、本人もフォロワーさんも。仕事だからといって、真面目路線だけが全てではないのも、Twitterの醍醐味です。
4)アクセスしやすい設備と協調的な環境
サードプレイスはアクセスがしやすくオープンで、みんなが訪れやすい環境であること。柔軟で親切で、集まる人のニーズに応えること。なかにいる人々が協調的であること。
「アクセスしやすい設備」については言わずもがなというかんじですが、その環境は「なかにいる人々が協調的であること」。
たとえば、Twitterではフォロワーさんたちの意見を聞けるマーケティングの場としても活用できます。
以前こんなツイートを投げかけてみたところ、
たくさんのリプライをいただきました。
そのリプライを反映させて記事にしたものが、見よう見真似はもう卒業。オンライン面接を制する者は対面面接をも制す!。実はオンライン面接官トレーニングという弊社の研修商品開発をする際にも、皆さんのこのリプライをとても参考にさせていただきました(リプライをくださった皆さん、本当にありがとうございました!感謝!!)。
対象者は絞れませんが、こんな風に協調的なフォロワーさんのおかげで、マーケティングとしての活用も気軽にできてしまいます。そのほか、実際にアンケートもTwitter上で行うことができますよね。
Twitterは本当に可能性が広がるなあと改めて感じています。
さて、サードプレイスの1~4つ目の条件とTwitterの活用を照らし合わせてみました。改めて照らし合わせてみると、サードプレイスという概念とTwitterはとても親和性が高く、また、継続的にTwitterを運用をしていくうえで大きなヒントとなる概念ではないでしょうか。
次回は最終回の【②後編】で、1~5つ目の条件とTwitterの活用を照らし合わせていきますね。どうぞお楽しみに!
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