健康づくりを通じて行動災害防止を|気ままに労働雑感
小売業や介護施設など第三次産業における労働災害増加を受け、厚生労働省は今年5月、とくに増加の顕著な転倒・腰痛の防止・予防対策に関する検討会を設置し、議論を開始しました。
6月19日に開いた第2回会合では今後の論点として、(1)安全衛生教育のあり方や関係者の意識改革、(2)業種・業務の特性に応じた取組み、(3)職場における対策の実施体制の強化、(4)労働者の健康づくりによるアプローチ――などが挙がりました。
もちろんどの項目も重要ですが、注目したいのが、(4)の健康づくりによる