長田弘詩集を読んで【ブックレビュー】
どうもこの詩人は料理が好きなようです。
料理を作るときのドキドキ感が伝わる詩がいくつかありました。
得意かどうかはこの詩集に書いてあるのをまねして、実際に作ってみないことにはわからないですが。
彼の詩を読んで過去に自分が書いた『森の中で』という短編小説をその小説みたいな話も【詩】と呼んでもいいのだなと感じました。(noteでも公開しています←宣伝)
長田弘さんの詩はどれも、とても面白くて新しい気付きもありました。
短編小説のような語り口の詩もあったところが自分的には、新鮮でした。
今から、そして、これから自分も詩や小説、エッセイを書いていくにあたってそれら(詩 小説 エッセイ)の呼び方なんてどうでもいいという事に気づく事が出来ました。
最近の自分はSNSにアップするために詩を書いていたんじゃないかな?
と、自分の作風を反省できました。
最近の自分の詩は、飾った言葉だから少し納得できにくい詩しか書けなくて小説も手が筆が進まなかったように思います。
ただ、楽しんで書く
「楽しんでいる人って最強」← by ブルーピリオド
だから
書くことを目的にして。
発表はSNSでみてもらう場がもうすでに出来てるから、以前の自分みたいに「見てもらえるか? 多分見てもらえないだろうな。」ってむなしく思ってあきらめながら書くことは、もうしないでもいいので。
そこのところは安心して、書くことが出来ると思います。
ケド、見てもらうことを意識しすぎて、急いで作り出してバタついていて、かっこつけたものは書かないようにしたいです。
見て、作品を読んでもらって、その人が笑顔になれるものを書くことを心掛けたいなあと思いました。
読む人も自分自身も時々は顔をしかめたってイイけれど。
自分が書きたいコト、モノを隠さず飾らずかっこつけずに丁寧に素直に余すところなく書いたら長田弘のように、長田弘の詩が自分に届いたように、僕が書いた詩も自分の小説も自分のエッセイ も誰かを笑顔に出来るはず。
誰かと自分を笑顔にするためにこれからはモノを書きたいです。
売れなくても SNSがある(発信は出来る)
お金なくても 命はある
生きていくのにお金はいるし生き続けるのに名誉は嬉しいけど、それを前借するのはちょっと欲張りすぎなんじゃないかな?
と詩集を読んでて、今日はそれに気づけました。
とにかく楽しく書くことを心の中心に置いて書けるようになったと思います。
そんな心構えが出来ました。
ありがとう長田弘さん!
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